セスジアカムカデを捕まえたけど飼育方法が分からない・・・。
飼育ケースは何がいいんだろう?
餌は何を与えるの?
床材は?
こんな悩みを解決します。
それでは、セスジアカムカデの紹介から解説していきますね。
セスジアカムカデの紹介
- 和名:セスジアカムカデ
- 学名:Scolopocryptops rubigino
- ムカデ網:オオムカデ網:メナシムカデ科:アカムカデ亜科:アカムカデ属:目は退化して見えません。
- 分布:日本全国
- 体長:50㎜から60㎜と小型のムカデ。
- 朽木や倒木の樹皮の裏によくいます。
- 足の数:23対(左右両方で46本)
- 特徴:頭部は赤く、胴体は暗い赤、足は薄い黄色。
- 名前の由来:背中に縦の溝があるので、背筋赤百足(セスジアカムカデ)。
- 活動期:冬以外
- 寿命:約3年
- 毒性:少ないけど、噛まれれば1日中シカシカ痛みます(私本人、採取時噛まれました)。毒蟲の飼育や採取するときは、毒吸引器とムヒアルファ、長いピンセットは必ず用意しましょう。
- 飼育難易度:非常に飼育しやすい。
★毒虫採取は危険がいっぱい。毒吸引器を必ず常備しましょう。
★ムカデに噛まれたらムヒアルファEX
ムヒアルファEXを見てみる。☟
★噛まれないよう長いピンセットで捕獲しましょう
長いピンセットを見てみる。☟
セスジアカムカデの飼育方法と必要なもの
日本に生息するムカデは、基本飼育方法が同じです。
セスジアカムカデの飼育方法
用意するもの:飼育ケース、パネルヒーター、床材、シェルター、水入れ、長いピンセット、餌
床材の交換頻度:床材を入れる場合は、ダニが湧かないよう2週間に1回は交換しましょう。キッチンペーパーにウエットシェルターのセットはダニが湧きにくく管理が楽。
湿度管理:日本のムカデは湿度が高めの方が良いでしょう。カラカラに乾燥した環境で飼育するのは脱皮不全になるので好ましくありません。
照明は必要?:夜行性なので、照明や日光浴不要。明るすぎるのはストレスになります。
餌を与える頻度:3日に1回で十分。食べなかったら餌は都度取り出しましょう。
セスジアカムカデの飼育に必要なもの
セスジアカムカデの飼育ケース
ムカデは脱走のプロです。
昆虫飼育用のプラケースは蓋に隙間があり簡単に脱走します。
通気口が小さいクリアースライダーをおすすめします。
クリアースライダーを見てみる。☟
冬はパネルヒーター
冬でも観察できるよう、電気代が安いピタリ適温プラス1号を底面の1/3程度にセットしましょう。
ピタリ適温プラスを見てみる。☟
床材とシェルター/ダニ対策
ムカデ専用の土があります。
メリット:生体が落ち着く。見栄えがいい。
デメリット:糞や食べ残しを放置するとダニが湧きます。こまめに床材は交換しましょう。
クモ・サソリ・ムカデ類用の土 ジクラ ジョジョサンドを見てみる。☟
見栄えを気にしないのであれば、キッチンペーパーを敷き、湿度確保とムカデの隠れ家にもなるウエットシェルターをセットする方法があります。
この飼育方法のメリット:汚れが分かりやすく、キッチンペーパーの交換だけなので掃除が楽、ダニが湧かないことです。
デメリット:ムカデがシェルターに入って出てこない。キッチンペーパーの下にムカデがもぐる。
ウエットシェルターを見てみる。☟
水入れ
水を飲むので、小さい容器に水を入れてあげましょう。
ウエットシェルターを入れておけば水入れは不要です。
長めのピンセット
餌を与える時や、採取するとき便利ですよ。
長めのピンセット ステルスピンセットを見てみる。☟
餌
そこら辺の虫でもいいですが、寄生虫やダニを持ち込む危険性があるので、あまりおすすめしません。
大きくならない餌用ゴキブリ、レッドローチがおすすめです。
つるつるの壁は登れないし、飛ぶことができないので脱走の心配も無し。
レッドローチSサイズを見てみる。☟
ミルワームを見てみる。☟
蟲飼育の悩み【臭い対策】
蟲を飼育していると、やはり気になるお部屋の臭い。
飼育ケースを掃除しても何か臭いですよね。換気しても一時的だし芳香剤や消臭剤もすぐ効果が無くなってしまう。そんな悩みに、私が実際使用してみて消臭効果が高かった空気清浄機を紹介しますね。
人体やペットに影響のあるオゾン、イオン、次亜塩素酸などの放出はゼロ!医療機関や宇宙ステーションでも使われている、フジコーの光触媒。光除菌のブルーデオが、お部屋の空気を除菌・消臭してくれますよ。
セスジアカムカデ ムカデ 飼育方法 ケース?餌?床材? まとめ
- 飼育方法:床材は2週間に1回交換。湿度は高め。照明不要。餌を与える頻度は3日に1回程度。
- 飼育ケース:昆虫用ケースは脱走するので、通気孔が小さくコバエが侵入しないクリアースライダーがおすすめ。
- 餌:小さめの餌(レッドローチ・ミルワーム・動物性の餌)
- ダニ対策:こまめな床材の交換か、キッチンペーパーにウエットシェルターの組み合わせが最強。
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