石や壁に袋状の巣を作り獲物を待ち構える蜘蛛。体長は大きいい個体で20㎜前後とかわいい地蜘蛛。
そんなちっちゃくてかわいいジグモ【地蜘蛛】の捕まえ方や与える餌、飼育に必要な物を詳しく解説していきます。
ジグモ【地蜘蛛】ってどんな蜘蛛?
- 和名:地蜘蛛(ジグモ)
- 別名:ハラキリグモ(腹切り蜘蛛)・サムライグモ、別名の由来:地蜘蛛の体を内側に曲げてやると、自分の腹部を牙で切ってしまう習性から)
- 学名:Atypus karschi
- クモ網:クモ目:クモ亜目:ジグモ科:ジグモ属
- 生息地:本州・四国・九州
- どこにいるの?:家の周りの壁やブロック、石などの側面に地中から地上に向かって、縦長で袋状の巣を作るので見つけやすいよ。
- 大きさは?:オスは15㎜前後と小さく、メスは20㎜前後とオスより一回り大きい。
- 地蜘蛛の害は?:ジグモから噛んでくることはありません。素手で触ると噛むかもしれないので注意が必要です。しかし、日本の蜘蛛は毒性が低いので、噛まれてもそれほど心配ない。
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蜘蛛に噛まれたら多少は腫れると思います。クモ・ムカデ・タランチュラ・サソリ等奇蟲の飼育している方や、昆虫採集での蜂刺されや、マムシに噛まれた場合も想定し、毒吸引器を常備しましょう。
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ジグモ【地蜘蛛】の捕まえ方
地蜘蛛を捕まえるのは意外と簡単です。
- ジグモの巣を探す。ジグモの巣の一番上をピンセットやつまようじなどでコソコソッと刺激を与える。
- ジグモが餌が来たと勘違いして巣の上部まで出てくる。(巣がプルプルっと動いてジグモが上がってきたのが分かるよ。)ジグモが上がってきたのを確認出来たら巣の一番下をピンセットで摘まんで巣ごとゲットする。
- 巣から優しく出て捕獲。
以上、簡単!それでは画像で紹介しましょう。
①ジグモの巣を探す。ジグモの巣の一番上をピンセットやつまようじなどでコソコソッと刺激を与える。
ピンセットで優しくコソコソッと刺激を与えましょう。
失敗例:素手で触ると噛まれる場合がある。
②ジグモが上がってきたのを確認出来たら巣の一番下をピンセットで摘まんで巣ごとゲット
巣の一番下をピンセットで摘まんで巣ごとゲット。地上部分の一番下をつまむと、地蜘蛛が地中に戻れないので確実に捕まえることができるよ。
失敗例:振動を与えずに蜘蛛が地中にいるまま、地中の巣ごと引っ張り出す方法もありますが、巣が途中で切れることがある。
③巣から優しく出して捕獲。
そ~っと押し出して下さい。
失敗例:無理やり押さえると地蜘蛛が潰れてしまいます。
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ジグモ【地蜘蛛】の飼育方法
- プラケースに床材を入れて飼育しましょう。
- 別の方法で、床材を入れずに水入れだけで飼育する方法もあります。何もない状態で飼育すると、好きなように巣を張りだします。この過程を観察するのも面白いですよ。
- 飼育温度:日本の蜘蛛は保温する必要はありません。常温で飼育可能。しかし、年中観察したい方や、他の蟲や爬虫類などを飼育している方は、温室を作る方法もあります。
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ジグモ【地蜘蛛】の餌は何?餌やりの頻度は?
小さい虫を与えましょう。
蜘蛛は消化がゆっくりなので、餌やりは一週間に一度で十分。回数多めに与えても、お腹がいっぱいで食べません。
ムカデやタランチュラなどの奇蟲を飼育している方であれば、与えているレッドローチやデュビアの小さいサイズを与えればいいですが、レッドローチやデュビアは成長すると地蜘蛛より大きくなってしまうので、野外で小さい虫を捕獲するか、ワラジムシを購入する方法もあります。
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ジグモ【地蜘蛛】の飼育に必要な物
- 昆虫用のプラケース。
- 床材
- 水入れ
以上。シンプルに飼育しましょう。
昆虫用のプラケース
蟲を飼育していると、必ずコバエが発生します。特にカブトムシやクワガタを飼育された経験のある方はご存じだと思いますが、飼育しているとケース内が虫臭くなりコバエが湧きます。
よってコバエの侵入を防ぐコバエシャッターというケースがとてもおすすめですよ。
地蜘蛛は小さいので小さいプラケース。コバエシャッター タイニーが一番。
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床材
地蜘蛛は地中に巣をつくるので、一番いい環境は床材を5㎝程度敷いてあげることです。あと、ある程度湿度も必要なので水で少し湿らせてあげましょう。
注意する点:水をいれすぎてびちょびちょにすると、ケース内が蒸れてしまい地蜘蛛が弱ってしまうので、少し湿っているなぐらいで十分です。
クモ専用の土をおすすめします。そこら辺の土を入れるとプラケースに傷が付くので止めましょう。
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水入れ
ペットボトルの蓋でOK。
蟲飼育の悩み【臭い対策】
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ジグモの飼育/地蜘蛛はかわいいよ/捕まえ方?餌?飼育に必要な物?まとめ
- 和名:地蜘蛛(ジグモ)
- 本州・四国・九州に棲息、家の周りの壁やブロック、石などの側面に巣を作っているよ。
- 地蜘蛛の害は?ジグモから噛んでくることはありません。日本の蜘蛛は毒性が低い。奇蟲の飼育や、昆虫採集での蜂刺されや、マムシに噛まれた場合も想定し、毒吸引器を常備しましょう。
- ジグモ【地蜘蛛】の捕まえ方:巣の一番上をコソコソッと刺激を与え→巣の上部まで出て来たら巣の一番下をピンセットで摘まんで巣ごとゲット→巣から優しく出て捕獲。
- ジグモ【地蜘蛛】の飼育方法:プラケースに床材を入れて飼育。常温で飼育可能。
- ジグモ【地蜘蛛】の餌は何?餌やりの頻度?:小さい虫を与えましょう。餌やりは一週間に一度で十分。
- ジグモ【地蜘蛛】の飼育に必要な物:昆虫用のプラケース・床材・水入れ。
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