キマワリの飼育方法|餌・寿命・幼虫・飼育に必要なものを解説【初心者向け】

カブトムシやクワガタムシを探しに雑木林へ行くと、よく見かけるのが【ゴミムシダマシの仲間・キマワリ】です。

「なんだ、キマワリか……」と少しがっかりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際に飼育してみると意外な魅力がたくさんあります。

朽木の周りをゆっくり歩き回ったり、木の表面をかじったり、昆虫ゼリーを夢中で食べたりと見ていて飽きません。正面から見るとユーモラスな顔をしており、動きも比較的おとなしいため観察しやすい昆虫です。

また、キマワリは特別な設備がなくても飼育できるため、昆虫飼育初心者にもおすすめです。

この記事では、キマワリの生態や寿命、餌、飼育方法、幼虫の特徴と飼育方法、飼育に必要なものについて分かりやすく紹介します。

「キマワリを飼ってみたい」「捕まえたけど飼い方が分からない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント

・キマワリの主食は朽木と昆虫ゼリー
・寿命は数か月程度
・幼虫は朽木の中で生活する
・常温で飼育でき初心者にもおすすめ
・プラケース、床材、朽木があれば飼育可能

目次

ゴミムシダマシの仲間 キマワリの紹介

  • 和名:キマワリ 木廻(正式名称:ニホンキマワリ)
  • 学名:Plesiophthalmus nigrocyaneus
  • 昆虫網:甲虫目:コウチュウ目:カブトムシ亜科:ゴミムシダマシ上科:ゴミムシダマシ科:キマワリ亜科:キマワリ属
  • 体長2㎝前後
  • 名前の由来:木の幹を回る様子から木廻(キマワリ)とついた。
  • 生息地:北海道から本州、四国、九州までどこでも見られる昆虫。
  • 出会える時期:5月から8月

キマワリの寿命はどれくらい?

キマワリの成虫寿命は飼育環境によって異なりますが、成虫の出会える時期が5月から8月なので数か月程度。幼虫期間は1年以上になることもあり、朽木の中でゆっくり成長します。

キマワリ飼育は初心者でもできる?

キマワリは昆虫ゼリーと朽木を用意するだけで飼育できるため、昆虫飼育初心者にもおすすめです。

キマワリは何を食べますか?

キマワリの主食は広葉樹の朽木です。また飼育下では昆虫ゼリーもよく食べ、水分と栄養補給になります。

キマワリに毒はありますか?

通常は人に害を与える毒はありません。触るだけで危険ということはなく、子供でも観察できます。

キマワリはどこにいるの?

キマワリは、クワガタムシやカブトムシが生息する雑木林や山林で見つかることが多い昆虫です。朽木や立ち枯れ木の周辺を探すと出会えるかもしれません。

ただし、昆虫採集ではスズメバチやマムシなどの危険生物にも注意が必要です。長袖・長ズボンを着用し、安全を最優先に採集を楽しみましょう。

また、万が一の虫刺されに備えて、虫刺され薬や応急処置用品を携帯しておくと安心です。

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キマワリの飼育方法

キマワリは、昆虫用のプラケースに床材、朽木、餌皿を設置して飼育します。

床材は適度に水で湿らせ、ケース内の乾燥を防ぎましょう。また、餌となる朽木も軽く湿らせておくと、キマワリがかじりやすくなります。

水分と栄養補給のために昆虫ゼリーも与えましょう。キマワリは昆虫ゼリーをよく食べます。昆虫ゼリーにはさまざまな種類がありますが、栄養価の高いものを選ぶのがおすすめです。

飼育温度は常温で問題ありません。日本に生息する昆虫なので特別な保温設備は不要です。

なお、キマワリに日光浴は必要ありません。直射日光の当たる場所にケースを置くと内部が高温になり、死んでしまう恐れがあるため注意しましょう。

飼育のポイント

  • 昆虫用プラケースで飼育する
  • 床材と朽木は適度に湿らせる
  • 昆虫ゼリーを与える
  • 常温飼育でOK
  • 直射日光は避ける

キマワリの幼虫はどんな姿?

私が飼育しているキマワリの幼虫。細長い体で朽木の中で生活します。
キマワリの幼虫のおしりは、スプーンのようにくぼんだ独特の形をしています。
キマワリの幼虫の顔。丸くてかわいらしい表情をしています。

キマワリの幼虫は朽木の中で生活する腐朽木食性の幼虫です。体は黒く艶があり、見た目はミルワームによく似ています。

見分けるポイントはお尻の先端部分で、スプーンのようにくぼんだ独特の形をしています。この特徴があればキマワリの幼虫である可能性が高いでしょう。

キマワリの幼虫の飼育方法

私はカブトムシ育成用マットをケースに入れて、キマワリの幼虫を飼育しています。マットの上に乗せてあげると、すぐに潜り始めます。

朽木や木くずの中でキマワリの幼虫を見つけたら、ぜひ飼育に挑戦してみてください。

飼育方法はとても簡単です。成虫と同じ昆虫ケースにカブトムシ育成用マットをたっぷり入れ、上から圧力をかけて硬めにします。その上に幼虫を入れるだけで飼育できます。(マットの上に乗せてあげると、すぐに潜り始めます。)

キマワリの幼虫は発酵した木くずや腐植質を食べて成長するため、マットが餌になります。マットが減ってきたり、フンが増えてきたりしたら、新しいマットを追加・交換しましょう。

乾燥に弱いので、マットは軽く握ると形が残る程度の適度な湿り気を保つのがポイントです。直射日光を避け、20~25℃程度の涼しい場所で管理すると、元気に育ちます。

キマワリの飼育に必要な物

キマワリの主食は朽木です

キマワリの飼育に必要なもの① 飼育ケース

キマワリの飼育には昆虫用のプラケースを用意しましょう。

私のおすすめは、蓋の部分が透明で上からも観察できる**クリアスライダー【ラージ】(幅26.7cm×奥行18.7cm×高さ15.9cm)**です。

このケースはコストパフォーマンスが良く、軽量なので掃除や床材交換などのメンテナンスが楽に行えます。

また、最大のメリットはコバエが侵入しにくい構造になっていることです。昆虫飼育で悩みの種となるコバエ対策にも役立ちます。

私も実際に使用していますが、コバエの侵入が少なく掃除回数が減りました。キマワリの飼育であれば、このケース1つで十分対応できます。

私が実際に使用しているおすすめのプラケースはこちら。

こちらのプラケースも実際に使用していますが、コバエ対策がしっかりしており、とても使いやすいケースです。

カブトムシやクワガタムシの飼育で人気の**コバエシャッター【小】(幅23cm×奥行15.3cm×高さ17.3cm)**もおすすめです。

このケースの最大の特徴は、コバエの侵入を防ぐために設計された構造です。昆虫ゼリーを使用する飼育ではコバエが発生しやすいため、コバエ対策を重視する方に向いています。

どちらもキマワリの飼育には十分な大きさがあり、安心して使用できます。

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キマワリの飼育に必要なもの② 床材

キマワリの飼育には、カブトムシ用として販売されている昆虫マットを床材として使用しましょう。

床材はケースの底に1~2cm程度敷けば十分です。キマワリは床材の中に潜る昆虫ではないため、厚く敷く必要はありません。

また、乾燥を防ぐために霧吹きなどで軽く湿らせておくと良いでしょう。ただし、水を入れすぎるとカビの原因になるため注意してください。

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キマワリの飼育に必要なもの③エサ入れと昆虫ゼリー

キマワリは昆虫ゼリーもよく食べます。

キマワリの主な餌は朽木ですが、水分と栄養補給のために昆虫ゼリーも与えましょう。

昆虫ゼリーを与えるために、昆虫用のエサ皿を用意しておくと便利です。

1匹だけ飼育する場合は、ペットボトルのキャップに昆虫ゼリーを少量入れて与える方法でも十分です。昆虫ゼリーをカップごと与えると量が多く、食べ残してしまうためもったいないことがあります。

私も使っているおすすめプロゼリーを見てみる。

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昆虫ゼリーを半分にカットできるゼリースプリッターがあると便利です。半分にカットしたゼリーをそのままケース内に置くだけなので、無駄なく経済的に使用できます。

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キマワリ飼育のよくある質問

Q. キマワリに毒はありますか?

  A. 人に害を与える毒はありません。

Q. キマワリは何を食べますか?

  A. 主に朽木を食べます。飼育下では昆虫ゼリーもよく食べます。

Q. キマワリの幼虫はどこにいますか?

  A. 朽木の中で生活しています。

キマワリの飼育方法|餌・寿命・幼虫・飼育に必要なものを解説【初心者向け】 まとめ

キマワリ飼育のポイント

・主食は朽木
・昆虫ゼリーもよく食べる
・常温飼育でOK
・直射日光は避ける
・初心者にも飼育しやすい昆虫

キマワリは、カブトムシやクワガタムシを探しているとよく見かける昆虫ですが、実際に飼育してみると意外な魅力がたくさんあります。

飼育方法も難しくなく、プラケース・床材・朽木・昆虫ゼリーがあれば手軽に飼育を始めることができます。日本に生息する昆虫なので特別な温度管理も必要なく、昆虫飼育初心者にもおすすめです。

朽木をかじる様子や、ゆっくりと歩き回る姿を観察していると、カブトムシやクワガタムシとは違った面白さを発見できるでしょう。

山や雑木林でキマワリを見つけた際は、「ただのゴミムシダマシの仲間」と思わず、ぜひ飼育にチャレンジしてみてください。

最後に一言。生き物を飼育する以上、最後まで責任をもって大切に飼育してあげてくださいね。

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