ミスジハエトリを捕まえたけど飼育できるのかなあ?
飼育方法や飼育に必要な物が分からない・・・。
餌は何を与えるの?
寿命はどのくらい?
オスはオレンジ色の頭で見分けがつくけど、メスはどんな特徴があるの?
こんな悩みを解決します。
それでは、ミスジハエトリの紹介から解説していきますね。
ミスジハエトリの紹介
- 和名:ミスジハエトリ
- 学名:Plexippuss setipes Karsch
- クモ網:クモ目:ハエトリグモ科:スジハエトリグモ属
- 分布:本州・四国・九州から南西諸島
- 大きさ:体長はオス6mm前後・メス7mm前後と、メスの方が大きくなる
- 特徴:オスはオレンジ色のおでこが特徴、メスは腹部に直線的なラインが入る。後ほど画像付きで紹介しますね。
- 食性:小さい虫を捕食する。肉食性。
- 毒はある?:有りますが、日本のクモ全般に言えますが、毒性はかなり少ないです。
クモの毒性は少ないので安心ですが、昆虫採集やアウトドア、家族でお出かけなど、必ず常備していきたいのが毒吸引器と虫刺され軟膏。
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ミスジハエトリの飼育方法
飼育方法はどのハエトリグモでもほとんど一緒です。
- 小さい飼育ケースに床材、水入れを入れて飼育しましょう。
- 床材は軽く水で湿らせる。蒸れに弱いので床材をべちゃべちゃにしないで下さい。霧吹きはクモに水がかかってびっくりさせてしまうので、洗浄瓶をおすすめします。
- 水入れはペットボトルの蓋で十分です。クモや餌が溺れてしまわないよう脱脂綿を入れて水をしみ込ませると安心です。
- 飼育ケースの置き場所は、温度が上がりすぎないよう直射日光の当たらない場所で飼育して下さい。
- 自然界では越冬しますが、室内では越冬できないので、加温して飼育しましょう。
- 共食いを避けるため単独飼育すること。
- クモは脱皮をして成長します。全く餌を食べなくなったら脱皮の可能性があります。お腹が減れば食べるので、餌を入れっぱなしにせず、2日おきに餌を入れ、食べなかったら餌を取り出すを繰り返し、全く食べなくても元気であればそのうち脱皮します。
ミスジハエトリのケースは?飼育に必要な物は?
ミスジハエトリのケースは?
ハエトリグモはかなり小さいクモなので、小さい昆虫ケースで十分です。
※注意:蓋の隙間が大きいケースは、ハエトリグモや餌が脱走してしまうので、不織布をケース蓋の隙間に挟むなど工夫が必要です。
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飼育に必要な物は?
床材
クモ・タランチュラ・サソリ・ムカデなど奇蟲専用の土をおすすめします。
湿度の調整と臭いの除去に優れていて、生体に優しい天然素材を中心にブレンドした床材です。
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メンテナンス用に長いピンセット
水入れの出し入れや、食べ残しを取り出すために、長いピンセットは必ず必要になります。
洗浄瓶
霧吹きを使うと生体に水がかかり、びっくりして脱走してしまいます。洗浄瓶でそっと床材を湿らせてあげましょう。
水入れ
ペットボトルの蓋で十分です。
※注意:水を張るとクモや餌が溺れてしまうので、脱脂綿を入れて水をしみ込ませるといいですよ。
ミスジハエトリの餌は何?
体が小さいのでエサも小さい昆虫となります。
自然界で餌を捕まえるのは大変でしょう。
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餌用ゴキブリのレッドローチのSSSサイズも小さくて床材に潜らないのでおすすめ。
※餌用ゴキブリ デュビアは床材に潜ってなかなか出てこないのでハエトリグモの餌には不向きです。
ミスジハエトリの寿命は?
ハエトリグモの寿命は1年~3年程度。
ミスジハエトリは小型なので1年~2年程度と推測します。
昆虫では春に孵化し秋に寿命を終える種類もいるので、長い方ですね。
飼育環境が良ければきっと長生きしてくれるでしょう。
ミスジハエトリ メスの特徴は?
ハエトリグモのメスは地味な色が多いので、見分けが付きにくいです。
ミスジハエトリのメスも全体が茶褐色で地味な色ですが、腹部にはっきりとした縦線があるのが特徴です。
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ミスジハエトリの飼育方法・餌・寿命・メスの特徴 まとめ
- ミスジハエトリの飼育方法:飼育に必要な物は、小さい飼育ケース・床材・水入れ。床材は軽く水で湿らせる。洗浄瓶で保水。水入れは脱脂綿を入れて水をしみ込ませる。直射日光の当たらない場所で飼育。加温して飼育。単独飼育すること。全く餌を食べなくなったら脱皮の可能性がある。餌は2日おき。
- ハエトリグモのケースは?飼育に必要な物は?:ケースは小さい昆虫ケース。床材・長いピンセット・洗浄瓶・水入れを用意しましょう。
- ハエトリグモの餌は?:小さい昆虫。飛べないショウジョウバエが餌用として販売されているので購入する方が楽。
- ミスジハエトリ メスの特徴は?:腹部にはっきりとした縦線があるのが特徴です。
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