【ヒラタグモ 飼育できる? 】家に巣を張るクモ

ヒラタグモを捕まえたけど飼育できるのかな?

結論からお答えしますね。

ヒラタグモは飼育できません。

それでは、ヒラタグモの紹介から解説していきますね。

目次

ヒラタグモの紹介

1メモリが1mm
  • 和名:ヒラタグモ
  • 学名:Uroctea compactilis
  • クモ網:クモ目:ヒラタグモ科:ヒラタグモ属
  • 分布:本州より南。
  • 大きさ:体長はオス8mm前後・メス10mm前後と、メスの方が大きくオスは小さい
  • 特徴:白い腹部に黒い斑紋(斑紋は個体差があります。)が特徴です。腹部の斑紋でヒラタグモとすぐにわかるほど特徴のあるクモです。
  • 食性:巣の周りに受信糸を張り、獲物が引っかかると巣から瞬時に飛び出し捕食する。肉食性。
  • どこにいるの?:民家の壁などに平たく白い巣を張る。身近な場所で出会うことができます。
ヒラタグモの巣。放射線状に、細い受信糸が張られています。

ヒラタグモは飼育できる?

私が飼育してみた結果。飼育は無理でした。

無理だった理由

  • 全く動かない。かなりの神経質みたいです。
  • 餌をまったく食べてくれない。
  • 巣を張ろうとしない。

以上、安心できる静かな環境でないと巣を張らないようである。巣の受信糸に獲物が引っかからないと捕食しないので、巣を張らなければ飼育は無理となります。

ヒラタグモの飼育環境を完璧に再現できればいいのでしょうけど、そんなに苦労するのであれば飼育は諦めて、他のクモを飼育した方がよいでしょう。

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