クレステッドゲッコーを飼育してみたいな。
でも飼育方法が分からない・・・。
寿命は何年?
値段はいくらぐらい?
どんなケージがいいのかな?
餌は何を与えるの?
飼育に関する注意点はあるの?
クレステッドゲッコーって臭い?
他にもいろいろ分からないことがたくさんあるなあ。
こんな疑問を解決します。
それでは、クレステッドゲッコーの紹介から、寿命・モルフ別の値段・飼育に必要な物や飼育方法など、この記事でクレステッドゲッコーの全てを知ることができるよう解説していきますね。
クレステッドゲッコーの紹介
- 和名:オウカンミカドヤモリ
- 英名:crested gecko(クレステッドゲッコー)
- 学名:Correlophus ciliatus
- 爬虫類好きな方は、クレスと略して呼んでいます。
- 爬虫網:有鱗目:イシヤモリ科:オウカンミカドヤモリ属
- 分布:ニューカレドニア(年間の平均気温は24℃)
- 体長:約20㎝
- 生息場所:森林(樹上性)
- 食性:昆虫やクモ等節足動物、果物も食べる雑食性。
- 夜行性
- 性格:おとなしい。
クレステッドゲッコーの寿命は何年?
寿命は約15年から20年とかなり長生きです。
※クレステッドゲッコーをお迎えする前に、15年以上の間、大切に飼育できるかよく考えてからお迎えしましょう。
クレステッドゲッコー モルフ別の値段はどのくらい?
クレステッドゲッコーは、爬虫類の中でも人気があり、飼育してみたいと思っている方も多いと思います。
でも、飼育したいけど値段はどのくらいかな?と気になりますよね。
クレステッドゲッコーは人気のある爬虫類のため、品種改良が盛んに行われ、色々なモルフ(※1)が販売されています。そのモルフ別の値段(ショップによって異なるので、おおよその相場となります)を紹介します。参考にして下さい。
(※1)モルフとは:同じ種類の生き物でも、体色・模様・体長・目の色や体形などが異なる個体がいます。それら特徴的な個体をかけ合わせ、特徴が遺伝することを確認できた品種をモルフと言います。
それでは、モルフ別の値段を紹介します。
ノーマル
クレステッドゲッコーの模様のない普通種。
いろんなカラーを掛け合わせていない、元々存在していたのがノーマルです。
¥10,000- ~ \15,000-
バイカラー
模様はないが、背中と腹部の色が2色に分かれている。
色は、オリーブ・オレンジ・ベージュ・レッド。
¥15,000- ~ \25,000-
パターンレス
模様が無いか、ほとんど模様が無いモルフ。
色は、オリーブ・オレンジ・チョコレート・ニアブラック・ベージュ・ホワイトレッド。
¥10,000- ~ \15,000-
ファイア
側面に炎のような模様が入ったモルフ。
残念なことに、アダルトになると炎のような模様が薄くなったり、消えてしまう個体もいます。
¥15,000- ~ \20,000-
ハーレークイン
上記ファイヤを品種改良し、背中、側面、手足に炎のような模様が入ったモルフ。
¥15,000- ~ \20,000-
タイガー
体全体に虎模様の横縞のストライプが入ったモルフ。
ストライプがはっきりしている個体はスーパータイガーと呼ばれ値段が高くなります。
タイガー:¥20,000- ~ \25,000-
スーパータイガー:¥25,000- ~ \35,000-
ピンストライプ
背面のトゲに沿って、クリーム色のラインが入るモルフ。
¥20,000- ~ \25,000-
ダルメシアン
犬種のダルメシアンのように、黒のスポット(点々模様)が入るモルフ。少ないですが、白や赤のスポットが入る個体もいます。
スポットの数で値段が前後します。スポットが100を超える(数えるのではなくおおよその密度で判断されている)とスーパーダルメシアンと呼ばれています。
ダルメシアン:¥15,000- ~ \20,000-
スーパーダルメシアン:¥20,000- ~ \30,000-
リリーホワイト
側面、腹部に広範囲で白い模様があり、尻尾が白いのが特徴のモルフ。
とても人気があり高価です。
¥150,000- ~ \200,000-
しかし、最近の爬虫類イベントでは、海外から安い個体を輸入して販売されているショップがあります。
クレステッドゲッコーのカラーはどんな色があるの?
クレステッドゲッコーのカラーは以下の通り。
- イエロー
- オリーブ
- オレンジ
- チョコレート
- ニアブラック
- ベージュ
- ホワイト
- レッド
クレステッドゲッコーは、明るさや温度、活動している時と寝ている時、その時の環境や状態で、体色が綺麗に発色していたり、体色がぼやけて薄くなったりします。
体の発色が良く綺麗な状態をファイアアップ、体の発色が薄くぼやけている状態をファイアダウンと言います。
クレステッドゲッコーの飼育方法
- 爬虫類用で高さ40㎝以上のケージに床材と隠れ家を入れて飼育します。
- 樹上性のヤモリ用餌入れを用意します。
- 餌の種類と与える頻度:ベビー(生後6ケ月まで)は、昆虫食を中心に毎日食べるだけ。アダルト(生後6ケ月以降)になれば人工フードや昆虫を2日~3日に一度。体調や食欲をチェックする意味でも、人工餌をスプーンに載せて直接餌を与えることをおすすめします。
- 水分補給:水切れしないよう水入れを設置し、壁に水を霧吹きしてあげましょう。水滴を舐めてくれます。幼体は体が小さいので、脱水症状を起こさせないためにも朝晩2回は霧吹きが必要です。
- 飼育温度:25℃~28℃。寒い時時期は、保温器具で温める必要があります。
- 湿度:60%前後。床材を湿らせ、壁面に霧吹きすることで湿度を維持して下さい。
- 脱皮:ベビーは約2~3週間に1回。アダルトは約1~2ヶ月に1回。
- 拒食:脱皮前は餌を食べなくなります。温度や湿度など環境が整っている状態で、食べなくなったら脱皮前です。あせらず見守って下さい。
- 紫外線は必要?:クレステッドゲッコー夜行性のため、紫外線ライトは不要です。
クレステッドゲッコーの飼育に必要な物
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それでは順に紹介していきます。
クレステッドゲッコー おすすめケージは何?
クレステッドゲッコーは樹上性のヤモリのため、立体的に活動します。よって、ケージは高さが必要。クレステッドゲッコーの体長は約20㎝になるので、ケージの高さは、体長の2倍以上、つまり高さ40㎝以上のケージを用意しましょう。
※高さが無く狭いケージで飼育すると、下向きの体制で尻尾が下に折れ曲がった状態、または狭い場所で尻尾が曲がったままの状態が続き、尻尾の付け根が曲がってしまいます。これをフロッピーテールといいます。このまま放置すると、治らなくなってしまます。
万が一フロッピーテールに気付いたら、すぐに広いケージに移し替え、観葉植物やコルクを入れて横向きで落ち着ける場所を用意して下さい。
それでは、おすすめケージを紹介しますね。☟
おすすめケージ1 エキゾテラ グラステラリウム3045
クレステッドゲッコーの飼育によく使用されているのが、エキゾテラ グラステラリウム3045。高さが48㎝、ガラス製で強度があり、前面が開くので、普段のメンテナンスが非常に楽。見栄えもバッチリカッコいい。
サイズW315×D315×H480mm
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おすすめケージ2 エキゾテラ グラステラリウム4560
高さが62.5㎝で体長の3倍、幅も46.5㎝と体長の2倍あるので、クレステッドゲッコーがジャンプできる広々とした環境を確保でき、いろんなシェルターをレイアウトに使用できる広さがあります。このケージで生活できるクレステッドゲッコーは幸せですね。
サイズW465×D465×H625mm
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おすすめケージ3 SANKO パンテオン ホワイト WH3045
高さが45㎝、黒いケージが嫌な方に、ホワイトのケージ。前面が開くので、普段のメンテナンスが非常に楽。
サイズW305×D305×H450mm
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クレステッドゲッコーの床材は何がいい?
クレステッドゲッコーの床材を何にしようか悩みますよね。
爬虫類の床材で、よく使用さてているのは以下の通りです。
- ペットシーツ
- ソイルやレプタイルサンド
- ヤシガラチップ・バークチップなどの植物質の床材
それでは、上記3種類のメリット・デメリットを紹介してから、おすすめの床材を紹介しますね。
ペットシーツ
ソイルやレプタイルサンド
ヤシガラチップ(ハスクチップ)などの植物質の床材
それぞれメリット・デメリットがあり、どれがいいか悩みますね。
それでは、おすすめの床材を紹介しましょう。
クレステッドゲッコー おすすめの床材
クレステッドゲッコーの床材を使用する目的は、見栄え・湿度確保・排泄物のメンテナンスのためです。
ペットシーツはメンテナンスが楽ですが、保湿力がないため、しょっちゅう霧吹きをしなければいけないのであまりおすすめできません。乾燥すると体調を崩します。
ソイルやレプタイルサンドは、排泄物の分解や臭いを吸収してくれる優れもので、天然素材や、安全素材の特殊セラミックの商品は、誤飲しても排泄物として出しやすくなっている。
ヤシガラチップ(ハスクチップ)などの植物質の床材は、何といっても保湿力と見栄えがいい。カビやダニの発生する可能性があるのですが、日ごろ掃除をしていれば問題なし。
よっておすすめの床材は、ソイルやレプタイルサンドか、ヤシガラチップ(ハスクチップ)となります。
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クレステッドゲッコーのレイアウトは?シェルター(隠れ家)は何がいい?
クレステッドゲッコーの飼育に欠かせないのが、シェルター(隠れ家)を使ったレイアウトです。
クレステッドゲッコーは夜行性のため、明るすぎる場所より、暗くて身を隠すことができる場所を好みます。
レイアウト
レイアウトは、人工の蔓(つる)と人工の植物、コルク(広葉樹の厚みのある皮)などを組み合わせ、自分好みに仕上げてみましょう。
クレステッドゲッコーは、高さが無く狭いケージで飼育すると、下向きの体制で尻尾が下に折れ曲がった状態、または狭い場所で尻尾が曲がったままの状態が続き、尻尾の付け根が曲がってしまいます。これをフロッピーテールと言います。
縦ばかりのレイアウトでは下向きになる確率も増えてしまうので、筒型コルクを横向きのトンネルになるよう人口のつるにからめてレイアウトすることにより、暗く安心して横向きで休める場所を作ることができます。筒型コルクおすすめです。
観葉植物をレイアウトに使用する方もみえますが、植物を育成するために光をあてる必要があるのと、用土からコバエなどが発生することもあるので、あまりおすすめしません。人工植物で隠れる場所を作ってあげましょう。
シェルター
シェルターは、人工の蔓(つる)と人工の植物、コルク(広葉樹の厚みのある皮)の組み合わせをおすすめします。
それでは、順に紹介しますね。
レイアウトに欠かせない人工のつる。
人工植物は、汚れを丸洗いできるので衛生的。
筒型コルクで一休み。暗い場所確保に最適
クレステッドゲッコーの水入れ
最近クレステッドゲッコーは水入れから水を飲むことが知られてきました。
霧吹きで湿度確保と水やりで霧吹きをしなければいけないのですが、蒸発してしまえば水を飲めなくなるので、水切れにならないよう、水入れを入れることをおすすめします。
水入れはSサイズで十分。深くて大きい水入れは溺れてしまうので危険です。
餌入れが2個セットになったヤモリ用の餌入れを、1つは餌入れ、もう一つは水入れに使うこともできるよ。次の餌入れで紹介しますね。☟
クレステッドゲッコーの餌入れ
人工餌を与える時は、ヤモリ用の、壁に強力磁石でセットできる餌入れが便利。カップが2個あるので1個は水入れにすることもできるのでおすすめです。
同じような商品で、ガラス面に吸盤でくっつけるタイプがありますが、クレステッドゲッコーのアダルトが上に乗ると、体重で落下するおそれがあるのでおすすめしません。
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クレステッドゲッコーの保温器具
クレステッドゲッコーの最適温度は25℃~28℃。
エアコンで温度設定して飼育する方法が一番簡単ですが、電気代が負担であれば、ヒーターとサーモスタットで温度調整しましょう。
夏は、エアコンで25℃に設定する必要があります。
〇保温器具はエキゾテラケージ専用、ケージ上部に乗せるだけ、エキゾテラ ヒーティングトップMを推奨します。
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〇サーモスタット推奨品はこちら。ヒーティングトップと同メーカーで相性抜群。エキゾテラ イージーグローサーモ。
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他にも、保温しなければいけないペットがいる場合は、小さい温室を作る方法もあります。虫/奇蟲/爬虫類/両生類たちの簡単な温室作り方と保温方法で紹介しています。☟
爬虫類用ピンセット
爬虫類用に販売されている長いピンセット、これは餌やりやメンテナンスに便利です。一本は用意しましょう。
霧吹き・自動噴霧器(ミストシステム)
霧吹き
ケージ内の湿度管理や水やりに霧吹きを用意しましょう。
おすすめは、GEX EXOTERRA ミスター。水容量1Lのたっぷり入るボトルなので、多頭飼育でケージが多い方やテラリウム管理をしている人にも十分な水量。 ノズルを回すことで噴霧範囲を設定できるので、広いケージで広範囲に噴霧したいときも、集中的に水をかけたい時にも最適!
自動噴霧器(ミストシステム)
朝の霧吹きがめんどう・・。仕事が遅くなると心配・・・。
そんな方におすすめ自動噴霧器(ミストシステム)。湿度維持に有効な、サイクルタイマー式の自動噴霧器です。ミストの噴霧サイクル・時間を調節できる優れもの。
おすすめは、GEX EXOTERRA モンスーンソロ。噴霧時間が長いとケージ内がべちゃべちゃになってしまいますが、この自動噴霧器は、噴霧時間を2秒からセット可能なので霧吹き程度に噴霧してくれます。
温度計・湿度計
クレステッドゲッコーの健康管理に欠かせないのが温度計・湿度計です。
ケージ内の飼育環境を把握するためにも、必ず設置して下さい。
クレステッドゲッコーの餌
クレステッドゲッコーは雑食性で、自然界では、昆虫やクモ等節足動物、果物も食べています。飼育する場合は、栄養が偏らないよう注意しましょう。
それでは、クレステッドゲッコーの餌を紹介していきます。
餌虫
生き餌は、クレステッドゲッコーが一番喜んで食べてくれます。カルシウム不足にならないよう、3回に一度カルシウムの粉末をダスティング(餌虫の体に付けて)与えましょう。
餌用コオロギ
ヨーロッパイエコオロギ・フタホシコオロギが主に流通しています。
ヨーロッパイエコオロギ
メリットは、コオロギなのでゴキブリが苦手な方に向いています。
デメリットは、鳴くのでうるさい。あと、すぐ死にます。放置して腐敗すると結構臭い。
ヨーロッパイエコオロギを見てみる。☟
フタホシコオロギ
ヨーロッパイエコオロギと同じで、メリットは、ゴキブリが苦手な方に向いています。
デメリットは、鳴くのでうるさい。あと、すぐ死にます。放置して腐敗すると結構臭い。
フタホシコオロギを見てみる。☟
餌用ゴキブリ
レッドローチ・デュビアが主に流通しています。
レッドローチ
小型で動きが速く、床材に潜らないので生体の反応が良い餌です。
つるつるの垂直の壁を登ることができないので脱走も心配ないのがメリットです。
一方デメリットは独特の匂いで、部屋中が悪臭レベルの臭いで充満します。コオロギとは違った、足臭いにおいと油臭いにおいをたした何とも言えない臭いです。
レッドローチを見てみる。☟
デュビア
小さいサイズから大きいサイズまで手に入り、レッドローチと同じく壁は登れません。さらに匂いも少なく優良な餌です。
一方デメリットは動きがゆっくりで生体がデュビアに気付かないことがある。また、床材に潜るので、どこにいるか分からなくなってしまいます。
一番臭わないほうですが、水分の多い野菜や動物性の餌を多めに与えたり、暑い時期は死骸を放置すると悪臭がします。やはり生き物なのでにおいはします。
デュビアを見てみる。☟
カルシウムパウダー
飼育下の爬虫類・両生類にもっとも不足がちなのはカルシウムです。
カルシウムが不足すると骨が軟化してしまいます。
※カルシウムも与えすぎは良くありません。3回に一度餌虫にダスティング(振りかけて)して与えて下さい。
人工餌
餌虫だけでは栄養が偏ってしまうので、クレステッドゲッコー専用の人工餌を与えましょう。
果物
果物も食べます。しかし、果物は糖分が多いので与えすぎは肥満の原因になるので注意しましょう。
与えるのであれば、バナナを潰して、少しの水で練って与えます。バナナは傷みが早いので、食べ残しは腐敗しないよう早めに取り出して下さい。
クレステッドゲッコーの飼育に関する注意点は?
- クレステッドゲッコーの寿命は15年以上。:15年以上の間、大切に飼育できるかよく考えてからお迎えしましょう。
- 高齢になると:高齢になると、壁に張り付く力が弱くなっていきます。コルクなどの休める場所を用意して下さい。
- 水分補給:脱水症状を起こさせないためにも朝晩2回は霧吹きが必要です。忘れないよう、自動噴霧器(ミストシステム)を使用すると便利です。
- 飼育温度:25℃~28℃。寒い時時期は、保温器具で温める必要があります。
- 湿度:60%前後。乾燥させないよう注意。
- 拒食:脱皮前は餌を食べなくなります。温度や湿度など環境が整っている状態で、食べなくなったら脱皮前です。あせらず見守って下さい。
- フロッピーテールに注意:高さが無く狭いケージで飼育すると、下向きの体制で尻尾が下に折れ曲がった状態、または狭い場所で尻尾が曲がったままの状態が続き、尻尾の付け根が曲がってしまいます。これをフロッピーテールといいます。ケージの高さは、体長の2倍以上、つまり高さ40㎝以上のケージと、横向きでリラックスできる筒型コルクなどを用意しましょう。
- カルシウム不足:カルシウム不足にならないよう、3回に一度カルシウムの粉末をダスティング(餌虫の体に付けて)して与えましょう。
- 栄養の偏り:餌虫だけでは栄養が偏ってしまうので、クレステッドゲッコー専用の人工餌を与えましょう。
- ハンドリング:クレステッドゲッコーの気分によって、ハンドリングがストレスになる場合があります。無理に触ろうとすると噛みつく場合がある。また、尻尾をつかんだり、無理につかもうとするなど触り方によっては尻尾を自切してしまう場合があります。
- 尻尾は再生しない:クレステッドゲッコーは、尻尾を自切してしまうと再生しません。心配であれば、無理に触ろうとせず鑑賞だけにしたほうがいいですね。
クレステッドゲッコーは臭い?
爬虫類のにおいの原因は、糞です。
つまりメンテナンスを怠るとやはりにおいます。
いつするか分からない糞をしょっちゅう掃除することも無理だし、爬虫類を飼育する場合、多少はにおいがします。気にしない方はいいですが、においに敏感な方はくさいと感じるかもしれませんね。
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クレステッドゲッコー 飼育方法。寿命・ケージ・おすすめの餌・臭い?まとめ
クレステッドゲッコーの紹介
- 和名:オウカンミカドヤモリ
- 爬虫網:有鱗目:イシヤモリ科:オウカンミカドヤモリ属
- 分布:ニューカレドニア(年間の平均気温は24℃)
- 体長:約20㎝
- 樹上性のヤモリで夜行性。
寿命
- 寿命は約15年から20年
モルフ別の値段
2024年現在の値段です。参考に。
- ノーマル:¥10,000- ~ \15,000-
- バイカラー:¥15,000- ~ \25,000-
- パターンレス:¥10,000- ~ \15,000-
- ファイア:¥15,000- ~ \20,000-
- ハーレークイン:¥15,000- ~ \20,000-
- タイガー:¥20,000- ~ \25,000-
- スーパータイガー:¥25,000- ~ \35,000-
- ピンストライプ:¥20,000- ~ \25,000-
- ダルメシアン:¥15,000- ~ \20,000-
- スーパーダルメシアン:¥20,000- ~ \30,000-
- リリーホワイト:¥150,000- ~ \200,000-
クレステッドゲッコーのカラー
- イエロー
- オリーブ
- オレンジ
- チョコレート
- ニアブラック
- ベージュ
- ホワイト
- レッド
クレステッドゲッコーの飼育方法
- ケージに床材と隠れ家を用意しましょう。
- 餌の種類と与える頻度:ベビー(生後6ケ月まで)は、昆虫食を中心に毎日食べるだけ。アダルト(生後6ケ月以降)になれば人工フードや昆虫を2日~3日に一度。
- 水分補給:朝晩2回は霧吹きが必要。
- 飼育温度:25℃~28℃。湿度:60%前後。
クレステッドゲッコーの飼育に必要な物
- 飼育ケージ
- 床材
- シェルター(隠れ家)
- 水入れ
- 餌入れ
- 保温器具
- 爬虫類用ピンセット
- 霧吹き・ミスト自動噴霧器
- 温度・湿度計
- 餌
クレステッドゲッコーの飼育に関する注意点
- クレステッドゲッコーの寿命は15年以上。:15年以上の間、大切に飼育できるかよく考えてからお迎えしましょう。
- 高齢になると:壁に張り付く力が弱くなる。コルクなどの休める場所を用意して下さい。
- 水分補給:脱水症状を起こさせないためにも朝晩2回は霧吹きが必要。
- 飼育温度:25℃~28℃。保温器具で温める必要があります。湿度:60%前後。乾燥させないよう注意。
- フロッピーテールに注意:高さ40㎝以上のケージと横向きでリラックスできる筒型コルクなどをを用意しましょう。
- カルシウム不足:3回に一度カルシウムの粉末をダスティングして与えましょう。
- 栄養の偏り:餌虫だけでは栄養が偏ってしまうので、クレステッドゲッコー専用の人工餌を与えましょう。
- ハンドリング:ハンドリングがストレスになる場合があります。尻尾を引っ張ったり強引につかもうとすると尻尾を自切してしまいます。
- 尻尾は再生しない:クレステッドゲッコーは、尻尾を自切してしまうと再生しません。
クレステッドゲッコーは臭い?
- メンテナンスを怠るとやはりにおいます。
- おすすめ消臭方法:オゾン・イオン・次亜塩素酸をいっさい放出せず、宇宙ステーションで実績のある光除菌と消臭できる、日本製の空気清浄機(フジコーのブルーデオ)を使った消臭です。
クレステッドゲッコーの飼育に必要な物 お買い物リスト
強力磁石タイプ ヤモリ用餌入れを見てみる。☟
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