

オオゴミムシを捕まえたけど飼育方法が分からない・・・。
エサは何を与えるの?
飼育に必要な物は?
オオクロナガゴミムシとそっくりだけど違いは何?
こんな悩みを解決します。
それではオオゴミムシの紹介から解説していきますね。
オオゴミムシの紹介


- 和名:オオゴミムシ
- 学名:Lesticus magnus
- 昆虫網:甲虫目:オサムシ亜目:オサムシ科:ゴモクムシ亜科
- 分布:北海道・本州・四国・九州
- 体長:20mm~25mm
- 出現時期:春~秋
- 特徴:全体がテカテカ黒光りしている大型のゴミムシ。前胸背の真ん中に縦溝があり、後ろの角は尖っていて、付近にへこみがある。よく見ると上翅のスジの中に細かい点々がある。
- どこにいるの?:自然の多い場所であれば民家周辺でも見かけることができる。夜行性なので明るいうちは石や落葉の下などに隠れています。
- 食性:ミミズを好んで食べる肉食性
オオゴミムシの飼育方法


- 飼育環境:昆虫用のプラケースに床材と隠れ家(シェルター)、エサ入れ・水入れをセットして完成!
- 飼育温度:日本の昆虫なので、常温で飼育できます。
- 湿度:カラカラに乾燥した状態や、逆にベチャベチャになっていては蒸れて危険。床材がしっとり湿っている状態がベスト。
- 床材は糞で汚れるので一週間に一度は交換しましょう。
オオゴミムシの餌は何?
ミミズを与えましょう。
私が実際飼育して、唯一食べた餌がミミズでした。
熱帯魚の餌・ドックフード・昆虫ゼリーは全く食べず、オオゴミムシがいた畑からミミズを捕まえて与えたところ、ガツガツ食べてくれました。しかもお腹がパンパンになるほど食べたのです。




何を食べるかいろいろ試してみるのも面白いかも。
オオゴミムシの飼育に必要な物?
オオゴミムシの飼育に必要な物、おすすめ商品を紹介します。
飼育ケース
昆虫を飼育していると、どこから来るのかコバエが湧きます。小さい昆虫飼育にはコバエが侵入しない【コバエシャッター タイニー 105*105*93㎜】がおすすめ。重ねて飼育できるので場所を取らず便利。




シェルターを入れたりレイアウトを楽しみたいのであれば、 クリアースライダーがおすすめ。全面クリアーで観察しやすいのがメリット。幅18.1×奥行12.4×高さ11.2㎝
クリアースライダーも、重ねて飼育できるので場所を取らず便利。


床材


クモ・タランチュラ・サソリ・ムカデなど奇蟲専用の土をおすすめします。
湿度の調整と臭いの除去に優れていて、生体に優しい天然素材を中心にブレンドした床材です。
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シェルター
隠れ家(シェルター)におすすめは樹皮マット。オオゴミムシがひっくり返っても、樹皮マットがあれば起きあがれるので安全。また、好きな大きさにカットできるので重宝します。
エサ入れ・水入れ
ペットボトルの蓋で十分です。
水入れで溺れないよう、コットンを切って入れてあげると安全。
メンテナンス用ピンセット
長めのピンセットは餌の出し入れに便利。一本は持っておくべきです。
洗浄瓶
床材を湿らせる場合、霧吹きはあまりよくありません。水がオオゴミムシに掛かるとびっくりさせてしまいます。
ピンポイントで給水できる洗浄瓶をおすすめします。
オオゴミムシとオオクロナガゴミムシとの違いは?
前胸背の下の角が尖っている(写真の青くマーキングした部分)のがオオゴミムシで、オオクロナガゴミムシは角が丸くなっているので区別が付きます。


オオゴミムシの飼育方法・餌?飼育に必要な物?オオクロナガゴミムシ違い?まとめ
- オオゴミムシの飼育方法:昆虫用のプラケースに床材と隠れ家(シェルター)、エサ入れ・水入れを用意しましょう。床材がしっとり湿っている状態がベスト。床材は糞で汚れるので一週間に一度は交換。
- オオゴミムシの餌:ミミズが大好物。
- オオゴミムシの飼育に必要な物:飼育ケース・床材・シェルター・餌入れ・水入れ・メンテナンス用ピンセット・洗浄瓶
- オオゴミムシとオオクロナガゴミムシとの違い:前胸背の下の角が尖っているのがオオゴミムシで、オオクロナガゴミムシは角が丸くなっている
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