グリーンボトルブルーをこれから飼育してみようかな?でも刺激毛を飛ばしてこないかな?毒性は?と悩んでいる方に、グリーンボトルブルーの紹介、飼育方法、注意すること、飼育に必要なものを詳しく解説します。
グリーンボトルブルーの紹介
- 英名:Green Bottle Blue (グリーンボトルブルー) 略してGBB
- 学名:Chromatopelma cyaneopubescens
- 生息地:ベネズエラ北部
- 体長(頭から腹部まで):約6㎝
- レッグスパン(足を伸ばした最大の大きさ):約14㎝
- 木の根元に巣を作る半樹上棲
- 刺激毛:有ります。刺激毛に敏感な方にはおすすめしません。
- 毒性:少ない
- 値段:ベビーで4000円~6000円・アダルトのメスで15000円~20000円
- 性格:大人しいけど刺激毛飛ばすよ
- 成長速度:タランチュラの中では早い方
- 餌食い:よく食べ、良く育つ
- 湿度環境:生息地が乾燥地帯なので、少し乾燥ぎみの方が良さそう。40~50%
- 飼育温度:25℃~28℃
グリーンボトルブルーの飼育方法と注意すること、必要なもの
グリーンボトルブルーの飼育方法
◎餌やりの頻度:小さいうちは食べるだけ与えてもいいですが、アダルトサイズになると、消化が間に合わずお腹の中でえさが腐敗してしまうこともあります。一週間に一回で十分です。
◎タランチュラの拒食:全く餌を食べなくなっても心配しない。お腹が満腹か脱皮前です。
◎温度管理:年中エアコンで温度管理するか、後述の爬虫類用のヒーターを設置しましょう。
◎湿度管理:床材を水で湿らせましょう。
グリーンボトルブルーの飼育で注意すること
◎刺激毛に注意:刺激毛をもっているので、床材交換時はまず飛ばしてくると思っていた方が良いでしょう。刺激毛が皮膚に刺さらないよう服装は長袖で保護メガネとマスクを用意しましょう。
少しの風で部屋中に刺激毛が飛散する可能性もあります。エアコンのスイッチは切っておい方が無難。換気やペット独特の臭いが気になるので窓を開けたいところですが、寒い時期は室温が下がってしまうので無理ですよね。脱走の心配もあります。よって、常に空気清浄機を稼働させた環境が一番です。私が実際使用し自信をもっておすすめする空気清浄機は、除菌、消臭もできてペットに悪影響を及ぼすオゾン・イオン・次亜塩素酸をいっさい放出しない安全な空気清浄機フジコーのブルーデオ一択です。
最新型 ブルーデオを見てみる。☟
◎噛まれないよう注意:ハンドリングは絶対ダメです。毒性は低い方ですが、やはり噛まれると痛い。噛まれた時のために、毒吸引器を常備しましょう。
Amazonで売れてる 毒吸引器を見てみる。☟
◎タランチュラ・餌虫の脱走に注意:タランチュラを脱走させてしまうと大騒ぎになります。近年レッドローチが野生化しているのが発見されました。飼育や販売に規制がかかってしまったら大変です。
◎自然界の虫を与えたはダメ:バッタやコオロギなどを捕まえて与えれば?って思う方もいるかもしれませんが、消毒や除草剤などを間接的に摂取していたり、寄生虫が宿っている可能性もあります。絶対に与えないで下さい。
◎餌コオロギやゴキブリに与える餌にも注意:ネギやニラ、ニンニクなど、刺激物を含んだ野菜、また、添加物が入った物を餌にすると、間接的にタランチュラの体内に吸収されてしまうので食べさせないようにして下さい。
◎日光浴は不要:タランチュラに日光浴は必要ありません。鑑賞用にライトを設置するのはいいのですが、直射日光が当たる場所にケースを置かないよう注意しましょう。ケース内が高温になってしまいます。
グリーンボトルブルーの飼育に必要なもの
飼育ケース
グリーンボトルブルーは蜘蛛の巣が張れるスペースがあればいいので、ケースの高さは必用ありません。
よって、地表棲タランチュラ用の飼育ケースでOKです。
地表棲の飼育ケースにおすすめは、全面クリアーで観察しやすい、三晃商会 SANKO レプタイルボックス サイズ:幅20×奥行30×高さ15㎝。
レプタイルボックスを見てみる。☟
保温器具
飼育温度25℃~28℃。
一年中エアコンで室内温度を一定に保つ方法が一番ですが、無理であれば温室を用意しましょう。
温室の保温は園芸用ヒーターがおすすめです。サーモスタットとセットで使用しましょう。設定温度を一定に保ってくれるので管理がすごく楽。
注意:ケースの底を、爬虫類用の底面パネルヒーターで温めると、床材の水分が蒸発して湿度が高くなり危険です。
温室保温の記事を見てみる。☟
温度計・湿度計
温度・湿度の管理はタランチュラの飼育に欠かせません。できれば1ケースごとに設置してチェックしましょう。
温度・湿度計を見てみる。☟
床材
タランチュラ専用に作られた床材があります。安心して使えるのでおすすめですよ。
クモ・サソリ・ムカデ類の床材 ジクラ ジョジョサンドを見てみる。☟
長いピンセット
長いピンセットは、餌を与える時、また、脱皮殻や食べ残しを取り出す時、タランチュラとの距離を確保できるので安心です。
爬虫類用の竹で作られたピンセットは、小さい餌虫を掴みにくいので、細くて長いピンセットをおすすめします。
長いピンセットを見てみる。☟
水入れと洗浄瓶
タランチュラは水を飲みます。水入れは必ず入れましょう。
水入れ ウォーターディッシュを見てみる。☟
湿度管理で床材を湿らせるためと、水やりに、タランチュラをびっくりさせないよう洗浄瓶が便利です。
洗浄瓶を見てみる。☟
餌虫
餌用コオロギ、餌用ゴキブリ、ミルワームがあります。飼育者の好みで選べば良いでしょう。
餌用コオロギ
フタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギが主流です。
フタホシコオロギを見てみる。☟
ヨーロッパイエコオロギを見てみる。☟
餌用ゴキブリ
レッドローチとデュビアが主流です。
それぞれ特徴があり飼育者の好みで選びましょう。
レッドローチを見てみる。☟
デュビアを見てみる。☟
ミルワーム
ミルワームのメリットはコオロギやゴキブリに比べると扱いやすいし脱走しにくい。
一方デメリットは床材にすぐ潜る。
ミルワームを見てみる。☟
昆虫飼育の悩み【臭い対策】
奇虫・餌虫を飼育していると、やはり気になるお部屋の臭い。
飼育ケースを掃除しても何か臭いですよね。換気しても一時的だし芳香剤や消臭剤もすぐ効果が無くなってしまう。そんな悩みに、私が実際使用してみて消臭効果が高かった空気清浄機を紹介しますね。
人体やペットに影響のあるオゾン、イオン、次亜塩素酸などの放出はゼロ!医療機関や宇宙ステーションでも使われている、フジコーの光触媒。光除菌のブルーデオが、お部屋の空気を除菌・消臭してくれますよ。
ブルーデオの記事を見てみる。☟
【グリーンボトルブルーの紹介と飼育方法】刺激毛はあるの?毒性は?まとめ
グリーンボトルブルー:GBB:Chromatopelma cyaneopubescens
刺激毛:有り。飛ばします。刺激毛に敏感な方にはおすすめしません。
毒性:少ない。しかし、噛まれれば結構痛い。
- 飼育方法:餌は一週間に一回程度。拒食したら満腹か脱皮前。温度湿度管理をしましょう。
- 注意すること:刺激毛注意。ハンドリングは絶対ダメ。タランチュラ・餌虫脱走注意。自然界の餌を与えない。餌虫の餌にも注意が必要。日光浴不要。
- 飼育に必要な物:飼育ケース、保温器具、温度湿度計、床材、長いピンセット、水入れ、洗浄瓶、餌虫
- あったら便利な物:毒吸引器、刺激毛と臭い対策に、蟲たちに全く影響のない、おすすめ空気清浄機フジコーのブルーデオ。
コメント