

コメツキムシを捕まえたけど飼育方法が分からない・・・。
エサは何を与えるの?
飼育に必要な物は何?
こんな悩みを解決します。
それではコメツキムシの紹介から解説していきますね。
コメツキムシの紹介








- 和名:コメツキムシ
- 英名:Click beetle
- 昆虫網:甲虫目:カブトムシ亜目:コメツキムシ上科:コメツキムシ科
- 大きさ:5〜30mm程度
- コメツキムシの種類:日本では約700種類!
- 特徴:胸部と腹部の間にある「関節突起(カチ突起)」を使って、勢いよく地面を叩き、跳ね上がるという行動がコメツキムシの最大の特徴。天敵から逃れるための進化といえます。
- 生息地・行動範囲:日本全国の草地、農地、雑木林、庭先に広く分布。昼間は落ち葉の下などに潜み、夜間に活動する種類が多い。
自然界では何を食べてるの?
- 樹液:サビキコリやウバタマコメツキなどは、クヌギやコナラの樹液を吸います。
- 花の蜜・花粉:オオハナコメツキなどは花に集まり、蜜や花粉を摂取します。
- 植物の葉:一部の種は草や低木の葉をかじることもあります。
- 小型昆虫:ヒゲコメツキムシなど肉食性の種も存在し、他の昆虫を捕食する種類もあります。
コメツキムシの餌は何を与えるの?


まず結論から言いますね。
コメツキムシの餌は、栄養価の高い昆虫ゼリーを与えましょう。
コメツキムシには色んな種類と食性があり、それを網羅する餌が昆虫ゼリーなのです。
※注意:食性の違いにより、昆虫ゼリーを食べなかったら、〇んでしまう前に、早く元居た場所に逃がしてあげましょう。
価格の安いゼリーは栄養価が少ないので、高タンパクで栄養満点なゼリーをおすすめします。
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コメツキムシの飼育方法と飼育に必要な物


コメツキムシの飼育方法
- 昆虫ケースに床材を敷き、適度に湿らせる。転倒防止に樹皮などを入れて飼育します。
- ケースは高温にならないよう直射日光の当たらない涼しい場所に置いて下さい。
- 餌はカビが生えていないかよく確認し、こまめに交換。
- 床材は糞で汚れるので、2週間程度で交換することをおすすめします。
コメツキムシの飼育に必要な物
①昆虫ケース


小さいコメツキムシは蓋の隙間から脱走します。また、コバエが侵入して繁殖しないよう、通気口の細かい昆虫ケースが適しています。
脱走防止・コバエが侵入しない【コバエシャッター】がおすすめ。
重ねて飼育できるので、場所を取らず便利。




コバエシャッターは大きさのバリエーションが多く、コメツキムシの大きさや、流木や落葉などでレイアウトを楽しみたいなど、目的に応じて大きさを選びましょう。
②床材
コメツキムシは、落ち葉の下や腐葉土の中など、湿り気のある場所に好んで生息しています。そのため飼育下では、カブトムシ育成マットが代用できます。
③樹皮
コメツキムシが落ち着ける場所、隠れ家を用意してあげましょう。
おすすめは樹皮マット。
④エサ皿
昆虫ゼリーを丸ごと与えるともったいないので、昆虫ゼリーを容器ごと半分にカットしてくれる。便利で経済的なゼリースプリッターがあると便利。カットしたらそのまま置くだけ。
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昆虫ゼリーを半分にカットしたら、専用エサ皿があると便利。
小さいコメツキムシであれば、ペットボトルの蓋の一部をカットし、入りやすいように加工する方法もあります。
注意:カッターで加工できますが、手を切る恐れがあるので、あまりおすすめしません・・・。


⑤加湿用洗浄瓶
加湿用に霧吹きを使用すると、生体や餌にかかってしまうので、ピンポイントで給水できる、洗浄瓶を用意しましょう。
⑥長いピンセット
衛生上、掃除や食べ残しを取り出すときのために、長いピンセットがあると便利。


コメツキムシ 飼育方法。餌は何?飼育に必要な物?まとめ
〇コメツキムシの飼育方法:昆虫ケースに床材を敷き、適度に湿らせる。隠れ家に樹皮などを入れて飼育します。ケースは高温にならないよう直射日光の当たらない涼しい場所に置いて下さい。餌はこまめに交換。床材は2週間程度で交換。
〇コメツキムシの餌は何を与えるの?:栄養価の高い昆虫ゼリーを与えましょう。
〇コメツキムシの飼育に必要な物は何?
昆虫ケース・床材・樹皮・エサ皿・加湿用洗浄瓶・長いピンセット
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