アシダカグモ・コアシダカグモはなつく?タランチュラみたいな蜘蛛の飼育方法や購入先

アシダカグモをご存知でしょうか?家の中に出没するタランチュラみたいな蜘蛛。

クモが苦手な人は駆除しようと思う方がほとんどでしょう。

不快害虫として扱われる蜘蛛ですが、人間にとってありがたい存在なんですよ。

よくアシダカグモはなつくのか?と疑問に思う方もみえますが、臆病な蜘蛛なので絶対なつきません。ゴキブリや餌となる虫たちがいるので、勝手に家に侵入してくるのです。

それでは、アシダカグモ・コアシダカグモの紹介と、飼育してみようと思っている方のために飼育方法や購入先を紹介します。

目次

アシダカグモの紹介

タランチュラみたいなデカさ。
  • 和名:アシダカグモ
  • クモ網:クモ目:アシダカグモ科:アシダカグモ属
  • 習性:夜行性、徘徊性で巣を作らない。アシダカグモは民家に生息し主にゴキブリやハエなど害虫を食べてくれる益虫なんです。アシダカグモがいるということはエサとなるゴキブリが家にいるからです。ゴキブリがいなくなったらアシダカグモもいなくなります。
  • みんなが寝るときに出没します。見つけたらそっと見守ってあげましょうね。噛んでこないし悪いことはしないので駆除してはいけません。決して殺虫スプレーをぶちまけないように。
  • 毒性:私は素手で捕獲し握っていたら噛まれました。んっ?シカシカするな!噛まれたか?程度だったので毒性は低い※アシダカグモが自ら噛んでくることはない。
  • 人気度:タランチュラみたいなデカさの蜘蛛で、奇蟲好きには人気、しかし、見た目から不快害虫扱いされているかわいそうな生き物である。
  • 飼育難易度:簡単
  • 大きさ:体長はメス20㎜~30㎜・オス10㎜~25㎜であるが、足の長さを含めると約100㎜~130㎜とタランチュラなみに巨大。
  • 体色:灰褐色、コアシダカグモとの区別は、灰褐色の体と口元に白い線があるので区別できます。
  • 分布:寒い東北より北は確認されていませんが、東北より南に生息している。実はアシダカグモは外来種で全世界に生息しているクモ。初めて発見されたのは1870年代に長崎で報告され全国に広がりました。
  • 寿命:オス3~4年・メス5~7年
  • 餌食い:大食い
  • 素早さ:ビビるほど俊足
  • アシダカグモはなつく?:臆病なので絶対なつきません
  • 購入先:ネットで販売されているショップを探すか、ヤフオクでよく出品されています。
  • 値段:ヤフオク相場は1000円~2000円
牙は結構鋭い!

コアシダカグモの紹介

お食事中
  • 和名:コアシダカグモ
  • クモ網:クモ目:アシダカグモ科:アシダカグモ属
  • 習性:夜行性、徘徊性で巣を作らない。アシダカグモは民家に生息しているのに対しコアシダカグモは山林に生息し昆虫などを捕食している。田舎の民家では家の中に入り込むこともある。
  • 毒性:飼育のために捕獲し素手で握っていたら噛まれました。素手でつかまないよう注意。アシダカグモと毒性は同じようです。シカシカする程度。※自然界でコアシダカグモが自ら噛んでくることは絶対ない。
  • 人気度:個人的には体色の美しさでコアシダカグモの方が好きですね。しかし山林に生息し知らない人が多いので人気は無いかな。
  • 飼育難易度:簡単
  • 大きさ:体長はメス20㎜~25㎜・オス15㎜~20㎜であるが、足の長さを含めると約70㎜~100㎜
  • 体色:褐色、アシダカグモとの区別は、褐色の体と腹部(お尻付近)に三角の黄色の模様があるので区別できる。
  • 分布:本州・四国・九州
  • 寿命:不明。
  • 餌食い:大食感
  • 素早さ:俊足、あっという間にいなくなる。
  • なつく?:絶対無理
  • 購入先:ネットで販売されているショップを探すか、ヤフオクでよく出品されています。
  • 値段:ヤフオク相場は1000円~2000円

アシダカグモ・コアシダカグモの飼育方法

飼育用品を用意する

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飼育ケース

アシダカグモは基本壁や天井にへばりついていることが多いです。プラケースだと蓋の部分にいる場合が多いので観察しにくい。

よって蓋も含め全面が透明なクリアースライダーが一番観察しやすいのでおすすめします

デメリットは通気性が悪いこと。コバエの侵入を防ぐため小さい通気口しか開いていません。通気性を確保したいのであれば、サイド上部にドリルで穴を開けるか、熱したドライバーや半田ごてで溶かして開けましょう。

穴を開ける注意点:蓋の部分を熱で溶かして穴を開けると蓋全体が歪んでしまい。開閉(スライド)できなくなるので、ケース本体の上部に穴を開けましょう。また、サーモスタットを使用するのであれば、センサーを入れる穴も一緒に開けておくと便利ですよ。

クリアースライダーを見てみる。

水入れ

水を飲みます。ペットボトルの蓋で十分

床材

タランチュラの飼育によく使われる。園芸用品のバーミキュライト・ピートモスとダニ防止にくん炭を入れると良い。

何がいるか分からないので、決してそこら辺の土を入れないようにして下さいね。

すぐに使えるクモ専用の土ジョジョサンドがおすすめです。

ジクラ ジョジョサンドを見てみる。

年中観察したければパネルヒーター

爬虫類用のパネルヒーターとサーモスタットのセットをおすすめします。電気代も少なく済むのでお財布に優しい。

注意:ケースの下にパネルヒーターを敷く場合、底面の半分くらいにしましょう。温かい場所と涼しい場所を蜘蛛が選べることができるからです。また、飲み水もヒーターの上に置くとお湯になってしまうので注意してね。

ピタリ適温プラスを見てみる。

サーモスタットを見てみる。

デュビア、レッドローチ、動く虫なら何でも食べるよ。

そこら辺の虫で良いけど、寄生虫やら農薬食べてるかもしれないので、できれば販売されている餌用コオロギやゴキブリをおすすめします。

ヨーロッパイエコオロギを見てみる。

フタホシコオロギを見てみる。

レッドローチを見てみる。

デュビアを見てみる。

照明はいるの?

夜行性なので不要です。

虫刺されに敏感な方に毒吸引器

虫に刺されると腫れたり痒みが残る方には毒吸引器を常備しましょう。

蜂、ムカデ、マムシ等にも使えるので便利ですよ。

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飼育ケースを掃除する

ケースの掃除の頻度

アシダカグモは白い液体の糞をします。場所を選ばずそこら中にするので、一週間に一回は掃除しましょう

そのまま放置するとケース内に悪臭がこもってしまいます。

床材の掃除頻度

蜘蛛は、食べれなかったかたい部分を小さい団子にして捨てます。小さくどこにあるか分からないので、ケースの掃除といっしょに床材も交換した方が良いです。

蜘蛛の飼育によくある疑問

脱皮後のコアシダカグモ

突然餌を食べなくなった。死ぬのかな?

脱皮前は拒食します。餌を与えて食べなかったら3日から4日開けてから再度餌を与えてみて、食べなかったらその繰り返し。何度与えても食べなかったらおそらく脱皮です。

脱皮してから動かない、死んでるの?:脱皮してすぐは体がフニャフニャなので動けません。下手にいじると足が曲がってしまいます。動くまでそっとしておいてください。

蟲飼育の悩み【臭い対策】

蟲を飼育していると、やはり気になるお部屋の臭い。

飼育ケースを掃除しても何か臭いですよね。換気しても一時的だし芳香剤や消臭剤もすぐ効果が無くなってしまう。そんな悩みに、私が実際使用してみて消臭効果が高かった空気清浄機を紹介しますね。

人体やペットに影響のあるオゾン、イオン、次亜塩素酸などの放出はゼロ!医療機関や宇宙ステーションでも使われている、フジコーの光触媒。光除菌のブルーデオが、お部屋の空気を除菌・消臭してくれますよ。

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アシダカグモ・コアシダカグモはなつく?巨大蜘蛛の飼育方法や購入先 まとめ

アシダカグモは民家に生息し主にゴキブリやハエなど害虫を食べてくれる益虫です。

アシダカグモは臆病な蜘蛛です。絶対なつきません。

飼育するのであればクリアースライダーのように透明な飼育ケースがおすすめです。

捕獲できなければ、購入する手もあります。

アシダカグモの値段相場は、1000円~2000円。

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