庭の植木にコクサグモが巣を張っていたけど飼育できるのかな?
コクサグモとクサグモ、そっくりだけど違いは?
飼育方法は?
おすすめの飼育ケースは?
餌は何を与えるの?
こんな悩みを解決します。
それではコクサグモの紹介から解説していきますね。
コクサグモの紹介
- 和名:コクサグモ
- 学名:Allagelena opulenta
- クモ網:クモ亜網:クモ目:タナグモ科:クサグモ属
- 分布:北海道・本州・四国・九州
- 大きさ:体長は6㎜~12mm
- 食性:巣に掛かった虫などを捕食する。肉食性。
- 出現時期:春から秋
- コクサグモの巣の特徴:漏斗(じょうご)のような巣を張り、奥にはトンネルになっていて身を潜める場所があります。獲物が近づいたりくっついたりすると、あっという間に捕食します。
コクサグモとクサグモの違いは?
コクサグモとクサグモの違い:クサグモにそっくりであるが、コクサグモは、頭部の二本線にバースト模様(はじけるような模様)が入る。クサグモは、二本線がはっきりしている。
コクサグモの飼育方法
- コクサグモや餌虫が脱しないよう、蓋の隙間が狭い昆虫用の飼育ケースに床材を入れてで飼育しましょう。
- 床材は軽く水で湿らせる。蒸れに弱いので床材をべちゃべちゃにしないで下さい。霧吹きはクモに水がかかってびっくりさせてしまうので、洗浄瓶をおすすめします。
- 飼育ケースの置き場所は、温度が上がりすぎないよう直射日光の当たらない場所で飼育して下さい。
- 自然界では越冬します。室内で越冬させる場合は、寒い場所で温度変化の少ない場所を選ぶ。年中観察していのであれば、保温器具を使うか温室で飼育しましょう。
- 共食いを避けるため単独飼育すること。
- クモは脱皮をして成長します。全く餌を食べなくなったら脱皮の可能性があります。お腹が減れば食べるので、餌を入れっぱなしにせず、2日おきに餌を入れ、食べなかったら餌を取り出すを繰り返し、全く食べなくても元気であればそのうち脱皮します。
コクサグモの飼育ケースは?飼育に必要な物は?
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コクサグモの飼育ケースは?
コクサグモは
小さいクモなので、小さい昆虫ケースで十分です。
※注意:蓋の隙間が大きいケースは、クモや餌が脱走してしまうので、不織布をケース蓋の隙間に挟むなど工夫が必要です。
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〇蓋もクリアーで上部からの観察が可能、通気口が小さいのでコバエの侵入防止、餌虫の脱走防止といいことばかりのクリアスライダーも良いですよ。
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コクサグモの床材
クモ・タランチュラ・サソリ・ムカデなど奇蟲専用の土をおすすめします。
湿度の調整と臭いの除去に優れていて、生体に優しい天然素材を中心にブレンドした床材です。
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メンテナンス用に長いピンセット
餌の出し入れや、食べ残しを取り出すために、長いピンセットは必ず必要になります。
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洗浄瓶
霧吹きを使うと生体に水がかかり、びっくりさせてしまいます。洗浄瓶で床材やクモの巣を湿らせてあげましょう。
洗浄瓶を見てみる。☟
保温器具・温室
越冬させるには温度変化の少ない場所で管理しましょう。年中観察したいのであれば、保温して管理することもできますよ。
温室保温の記事を見てみる。☟
コクサグモの餌は何?
餌は小さい昆虫を与えましょう。
一瞬で狩りをする姿は迫力満点です。
コオロギやバッタなど野外で捕まえて与えてもいいですが、大変ですよね。
ペット用の餌虫があるので紹介します。
〇餌用コオロギ
ヨーロッパイエコオロギを見てみる。☟
フタホシコオロギを見てみる。☟
〇餌用ゴキブリ
レッドローチを見てみる。☟
デュビアを見てみる。☟
蟲飼育の悩み【臭い対策】
蟲を飼育していると、やはり気になるお部屋の臭い。
飼育ケースを掃除しても何か臭いですよね。換気しても一時的だし芳香剤や消臭剤もすぐ効果が無くなってしまう。そんな悩みに、私が実際使用してみて消臭効果が高かった空気清浄機を紹介しますね。
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コクサグモ 飼育方法?飼育に必要な物は?クサグモとの違い?飼育ケースは?餌は何?
- コクサグモ 飼育方法?:昆虫用の飼育ケースに床材を入れてで飼育しましょう。床材は軽く水で湿らせる。ケース内の温度が上がりすぎないよう直射日光の当たらない場所で飼育して下さい。室内で越冬させる場合は、寒い場所で温度変化の少ない場所を選ぶ。年中観察していのであれば、保温器具を使うか温室で飼育しましょう。単独飼育すること。全く餌を食べなくなったら脱皮の可能性があります。お腹が減れば食べるので、餌を入れっぱなしにせず、2日おきに餌を入れる。
- コクサグモの飼育に必要な物は?:小さい昆虫ケース・床材・長いピンセット・洗浄瓶
- コクサクモの飼育ケースは?:小さいクモなので、小さい昆虫ケースで十分です。
- コクサグモの餌は何?:餌用コオロギ(ヨーロッパイエコオロギ・フタホシコオロギ)・餌用ゴキブリ(レッドローチ・デュビア)
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