【オオケマイマイ 飼育】絶滅危惧？生息地？販売？カタツムリ 毛

こんな悩みを解決します。

まずは、オオケマイマイ紹介から解説していきますね。

オオケマイマイの紹介

• 和名：オオケマイマイ
• 学名：Aegista vulgivaga vulgivaga
• 腹足網：マイマイ目：オナジマイマイ科
• 大きさ：殻の直系２０㎜程度
• 特徴：殻がレンズのような形をして、殻の周りに毛が生えています。カタツムリに毛が生えていたらオオケマイマイです。
• 活動時期：春～秋
• どこにいるの？：自然の多い場所ならどこにでもいます。ただし、石垣や岩の隙間、草木の茂みの中など見つけにくい場所に棲息しているので、出会える機会が少ないです。　　画像のオオケマイマイは、たまたま通りかかった公園の桜の木の根元にいたり、草刈りをしていたら石垣にくっついていたり。と偶然の出会いでした。
• 絶滅危惧？：2021年レッドデータでは山口県は絶滅危惧Ⅰ類・愛媛県は絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
• 生息地？：関東より西の本州と四国に棲息しています。
• 販売されているの？：たまにヤフオクで出品されています。ネット販売されているところもあるので検索して見つけてみましょう。
• 餌は何？：キュウリやナスなど野菜が大好きです。また、殻を形成するカルシウム摂取のために卵の殻を入れてあげましょう

オオケマイマイの飼育方法

• プラケースに湿らせたキチンペーパーを敷くか、ミズゴケを水でふやかして敷き詰めて下さい。オオケマイマイは結構糞をするのですぐに汚れます。臭いの原因にもなるので、床材は早めに交換してやって下さい。
• 常に湿度を確保してやって下さい。乾燥した状態にすると、自分が干からびないようケースに張り付いて膜を張り動かなくなりますが、この状態が続くのは良くありません。
• 飼育温度は常温でOK。
• 餌やりは、床材と餌が触れて腐さらないよう浅い容器に入れて与えてましょう。
• 繁殖方法：雌雄同体でオスメスの区別はありません。２匹で飼育すると繁殖（産卵）します。1匹でも卵を産むことはできますが、自身で受精した場合孵化率が下がります。

※注意：カタツムリやナメクジの仲間、まれにカエル、ザリガニなど、日本での症例は少数ですが、広東住血線虫（カントンジュウケツセンチュウ）という危険な寄生虫の宿主となっている可能性があります。触ったら必ず手を洗いましょう。

オオケマイマイの飼育に必要な物

飼育ケース

普通の昆虫用プラケースだと通気性が良くすぐに乾燥してしまいます。また蓋にへばりついてどこにいるの？ってならないよう。全面がクリアーで観察しやすく、通気口が小さいのでコバエの侵入も防止してくれるクリアスライダーがおすすめです。

クリアスライダーを見てみる。☟

床材

湿度を確保するために、キッチンペーパーを湿らせて飼育すればメンテナンスが楽です。繁殖させる場合は卵を産みやすいミズゴケで飼育する方法もありますよ。

ミズゴケを見てみる。☟

霧吹き

湿度を確保するため霧吹きしてね。

餌

キュウリ・ナスなど野菜を中心に、殻を形成するカルシウム摂取のために卵の殻を入れてあげましょう。

※注意：野菜は傷みやすいので直接床材に置かないよう、ペットボトルの蓋など小皿に入れて与えて下さい。

飼育者の悩み【臭い対策】

生き物を飼育していると意外と多い悩みが糞の臭い。

飼育ケースを掃除しても何か臭いですよね。換気しても一時的だし芳香剤や消臭剤もすぐ効果が無くなってしまう。そんな悩みに、私が実際使用してみて消臭効果が高かった空気清浄機を紹介しますね。

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オオケマイマイの飼育方法・絶滅危惧？生息地？販売？まとめ

• オオケマイマイの飼育方法：プラケースに湿らせたキチンペーパーを敷くか、ミズゴケを水でふやかして敷き詰めて下さい。湿度を確保、飼育温度は常温で。餌やりは、床材と餌が触れて腐さらないよう浅い容器に入れて与えてましょう。
• 絶滅危惧？：山口県は絶滅危惧Ⅰ類・愛媛県は絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
• 生息地？：関東より西と四国に棲息しています。
• 販売されているの？：たまにヤフオクで出品されています。ネット販売されているところもあるので検索して見つけてみましょう。