
トビズムカデを飼育してみたいけれど、「どんなケージが必要?」「餌は何を食べる?」「温度や湿度はどう管理する?」「毒があるけれど安全に飼育できる?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
トビズムカデは大型で迫力のあるムカデですが、飼育環境を整え、脱走対策や安全管理をしっかり行えば、飼育そのものはそれほど複雑ではありません。
この記事では、私が実際にトビズムカデを飼育した経験をもとに、飼育ケース・床材・温度・湿度・餌・脱走対策など、トビズムカデの飼育方法を詳しく解説します。
また、トビズムカデには毒があるため、飼育するうえで知っておきたい注意点や、私自身が噛まれた経験についても紹介します。
トビズムカデとは?

トビズムカデは、日本に生息する大型のムカデです。頭部が赤褐色で、黒っぽい体と黄色や赤色の脚を持つ個体が多く、迫力のある姿から観察や飼育を楽しむ人もいます。
学名はScolopendra mutilansで、オオムカデ科に分類されます。体長は15cmほどに達することがあり、主に夜間に活動して昆虫などの小動物を捕食します。
一方で、トビズムカデは毒を持つため、飼育する場合は素手で触らないことが大切です。特に、餌やりやケージの掃除などのメンテナンスでは、トビズムカデとの距離を保つようにしましょう。
私もトビズムカデを実際に飼育していますが、飼育してみると、餌を捕らえる姿や夜間に活発に動く様子など、観察する楽しさがあります。
トビズムカデの飼育は難しい?

トビズムカデの飼育方法そのものは、温度や湿度を適切に管理し、餌を用意できれば、それほど複雑ではありません。
ただし、トビズムカデは毒を持っているため、一般的な昆虫の飼育とは違い、安全面には十分な注意が必要です。特に重要なのが、脱走させないことと、飼育中に素手で触らないことです。
私が実際に飼育していて感じるのは、温度や湿度の管理以上に、ケージの開閉や餌やり、掃除などのメンテナンス時にトビズムカデを逃がさないことが重要だということです。
そのため、トビズムカデを飼育するなら、飼育環境を整えるだけでなく、安全にメンテナンスできる飼育用品を準備しておくことをおすすめします。
トビズムカデの飼育に必要なもの
トビズムカデを飼育するために、最低限そろえておきたいものをまとめました。
| 飼育用品 | 用途 |
|---|---|
| 脱走防止に適した飼育ケース | トビズムカデの飼育スペース |
| 床材 | 湿度の調整・隠れ場所 |
| 隠れ家 | 落ち着いて過ごせる場所 |
| 水 | 水分補給 |
| 温度・湿度計 | 飼育環境の確認 |
| ロングピンセット | 餌やり・掃除 |
| 餌 | コオロギなどの餌用昆虫 |
冬場に室温が大きく下がる場合は、飼育環境に合わせて保温器具も用意します。
私の場合は、実際に使用してみて扱いやすかった用品を中心に紹介していきます。

トビズムカデの飼育ケースは何がいい?
トビズムカデの飼育ケースを選ぶときに、最も重視したいのが脱走対策です。
トビズムカデは動きが速く、わずかな隙間からでも脱走する可能性があります。そのため、ケースを選ぶときは「見た目」や「価格」だけでなく、フタがしっかり閉まり、メンテナンス中も生体を安全に管理できるものを選ぶことが大切です。
私が実際に使用しているのはクリアースライダー ラージです。透明なのでトビズムカデの様子を観察しやすく、比較的安価なのも気に入っているポイントです。
ただし、そのまま使用するのではなく、私は空気穴を追加して通気性を確保しています。
市販の爬虫類用ケースを選ぶ場合は、フタの構造や隙間、通気性などを確認して、トビズムカデが脱走しないようにしてください。
クリアースライダー ラージ
私はトビズムカデの飼育にクリアースライダー ラージを使用しています。
前面だけでなくフタも透明なので、トビズムカデの動きを観察しやすいのが気に入っています。また、比較的安価なので、飼育にかかる費用を抑えたい方にも選びやすいケースだと思います。
ただし、私が使用しているものは、トビズムカデの飼育に合わせて空気穴を追加しています。購入したケースをそのまま使用する場合は、通気性や脱走防止について十分確認してください。
トビズムカデは脱走すると発見が難しく、咬まれる危険もあるため、ケースのフタが確実に閉まることを確認してから使用しましょう。
サイズ
- 幅26.7cm × 奥行18.7cm × 高さ15.9cm
メリット
- 価格が安くコストを抑えられる
- 前面・フタが透明で観察しやすい
- 仕切り板付きで飼育スペースを調整できる
- 軽量で扱いやすい
デメリット
- そのままでは通気性が不足する
- 側面とフタに空気穴を追加加工して使用するのがおすすめ
実際に使用した感想
私はクリアースライダー【ラージ】に空気穴を追加加工して使用しています。透明度が高く、トビズムカデの行動を観察しやすいため、とても気に入っています。コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめできる飼育ケースです。
私が実際に使用しているクリアースライダー ラージはこちらから確認できます。
実際の販売価格や在庫状況は販売ページでご確認ください。☟
レプタイルボックス
トビズムカデの飼育ケースとして、爬虫類用のアクリルケースを使用する方法もあります。
レプタイルボックスは透明度が高く、前面から生体を観察しやすいのが特徴です。フタをしっかり閉められるため、脱走対策を重視してケースを選びたい方は候補に入れてもよいでしょう。
ただし、実際に私が使用しているのはクリアースライダー ラージです。ケースを選ぶ際は、商品名だけで決めるのではなく、トビズムカデが脱走できる隙間がないか、通気性は確保できるかなどを確認してください。

保温器具
トビズムカデは日本に生息するムカデのため、室内であれば冬でも常温で飼育できることが多いです。
しかし、暖房のオン・オフによる急激な温度変化はストレスとなり、弱ってしまう原因になることがあります。
冬場も元気に飼育したい場合は、20~25℃程度を維持するのがおすすめです。この温度を保つことで活動が安定し、一年中トビズムカデの様子を観察できます。
また、夏場は高温になりすぎないよう28℃以下を目安に管理しましょう。
一年を通してエアコンで室温を一定に保てる環境であれば、それが最も安定した飼育方法です。室温管理が難しい場合は、温室と保温器具を使用すると安心です。
温室保温の詳しい記事はこちら
トビズムカデを冬でも元気に飼育するには、温室・園芸用ヒーター・サーモスタットを組み合わせた保温方法がおすすめです。
実際に私が使用している保温方法や、おすすめの保温器具、温室の作り方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
温室の作り方・保温器具の選び方はこちら☟

湿度はどうする?
湿度管理では、ケース内を常にびしょ濡れにするのではなく、乾燥しすぎないように注意しています。
私は床材を湿らせるとき、霧吹きではなく洗浄瓶を使用しています。必要な場所に少量ずつ水を与えられるため、床材の状態を見ながら水分量を調整しやすいからです。
特に大切なのは、湿らせすぎてケース内が蒸れた状態にならないようにすることです。温度・湿度計を確認しながら、飼育環境に合わせて調整してください。
洗浄瓶を見てみる☟
床材

トビズムカデには、保湿性・通気性・清潔さを兼ね備えた床材がおすすめです。
奇蟲専用土
タランチュラ・サソリ・ムカデなどの奇蟲(きちゅう)専用に作られた床材なら、安心して使用できます。
特に**「ジクラ ジョジョサンド」**は、保湿性と通気性のバランスが良く、トビズムカデをはじめ、サソリやタランチュラなどの奇蟲飼育に適した床材です。
私は実際に使用していますが、水分量を調整しやすく、蒸れにくいため幼体の飼育に適していると感じています。
ジョジョサンドを見てみる☟
自分で作る床材
「市販品ではなく、自分で床材を作りたい!」という方には、次の配合がおすすめです。
- バーミキュライト:6割
- ピートモス(酸度無調整):3割
- くん炭:1割
バーミキュライトは保湿性が高く、ピートモスは適度な保水性と通気性を確保できます。また、くん炭を少量混ぜることでダニの発生予防が期待できます。
注意点
- ピートモスは必ず**「酸度無調整」**を選びましょう。
- くん炭は入れすぎるとがトビズムカデが嫌がることがあるため、全体の1割程度に抑えるのがおすすめです。
- 床材は全体を濡らすのではなく、ケースの半分だけ湿らせて、もう半分はやや乾いた状態にすると、トビズムカデが自分で快適な場所を選べます。
バーミキュライトを見てみる☟
酸度無調整ピートモスを見てみる☟
くん炭を見てみる☟
詳しい床材の作り方や交換方法はこちら☟

キッチンペーパー+ウエットシェルター

床材を使わず、キッチンペーパーと爬虫類用ウエットシェルターで飼育する方法もあります。
掃除が非常に簡単で、ダニも発生しにくく、床材代もかかりません。
ウエットシェルターがあるため湿度も維持でき、トビズムカデの隠れ家にもなります。
実際に数年間この方法で問題なく飼育しています。
ウエットシェルター
トビズムカデは定期的に水を飲むため、水分補給ができる環境を用意することが大切です。
一般的には水入れを設置しますが、重い陶器製の水入れは掃除のたびに取り出すのが面倒です。また、水をこぼして床材が汚れる原因になることもあります。
私は爬虫類用のウエットシェルターを使用しています。
ウエットシェルターは上部に水を入れるだけで、シェルター全体からゆっくり水分が染み出すため、隠れ家・保湿・水分補給をこれ一つで兼ねることができます。そのため、水入れを別に設置する必要がありません。
メリット
- 水入れが不要になる
- 隠れ家として落ち着ける
- ケース内の湿度を維持しやすい
- 掃除やメンテナンスが楽になる
スドー ウエットシェルターMサイズ
大型のトビズムカデにおすすめ。ゆったり隠れられるため、成体の飼育に適しています。
スドー ウエットシェルターMを見てみる☟
スドー ウエットシェルター Sサイズ
中型のトビズムカデや、少しコンパクトなケースで飼育したい方におすすめです。
スドー ウエットシェルターSを見てみる☟
爬虫類用ロングピンセット
爬虫類用の竹でできたピンセットは、ムカデが這い上がりやすいので、爬虫類用の長いピンセットがあると安全に作業できます。(それでもムカデは這い上がるので、万が一の場合に備え次に紹介する革手袋があると安心)
30~35cm程度のロングピンセットなら、餌を与えるときや床材の掃除、脱皮殻を取り除くときにも便利です。
トビズムカデは毒を持つため、手を近づけすぎないことが大切です。
長いピンセットを使えば、生体との距離を保ちながらメンテナンスできるため、飼育者とトビズムカデ双方の安全につながります。
私は餌やりや脱皮後の掃除には、35cmのステルスピンセットを使用しています。先端が細く、狭いケース内でも作業しやすいためおすすめです。
トビズムカデの餌は何を食べる?

トビズムカデは肉食性で、昆虫などの小動物を捕食します。飼育下では、コオロギやデュビア、レッドローチなどの餌用昆虫を与えることができます。
私がトビズムカデを飼育する際も、餌用昆虫を与えています。ムカデが無理なく捕食できる大きさの餌を選ぶことが大切です。
餌を与えるときは、トビズムカデに直接触れる必要がないよう、長めのピンセットなどを使用しています。トビズムカデは動きが速く、毒もあるため、餌やりのときも安全には十分注意してください。
ここでは、私が実際の飼育で使用している餌や、餌を与えるときの注意点について紹介します。
トビズムカデにおすすめの餌

トビズムカデの餌には、コオロギ・デュビア・レッドローチなどの餌用昆虫を利用できます。
| 餌 | 特徴 |
|---|---|
| コオロギ | 入手しやすく、ムカデの餌として利用しやすい |
| デュビア | 比較的管理しやすく、餌用昆虫として利用できる |
| レッドローチ | 動きがあり、捕食対象として利用できる |
どの餌を使用する場合も、トビズムカデの大きさに対して大きすぎない餌を選ぶことが大切です。
トビズムカデに与える餌の大きさは?
餌の大きさは、飼育しているトビズムカデが無理なく捕食できるサイズを選びます。
大きすぎる餌を入れるのではなく、まずは小さめの餌から与え、きちんと捕食できるかを確認すると安心です。
特に小さな個体や幼体の場合は、成体と同じ大きさの餌を与えないよう注意してください。
私の場合も、トビズムカデの大きさを見ながら、無理なく捕食できる餌を選んでいます。
トビズムカデの餌を与える頻度は?
トビズムカデの給餌頻度は、個体の大きさや季節、食欲などによって変わります。そのため、「何日に1回」と決めるより、前回の餌を食べたか、腹部の状態などを確認しながら与えることが大切です。
餌を与えても食べない場合は、無理に追加で餌を与えず、一度取り出して様子を見るようにしています。
特に脱皮前などは食欲が落ちることがあるため、食べないからといってすぐに体調不良と判断しないことも大切です。
トビズムカデが餌を食べないときは?
トビズムカデが餌を食べない場合は、まず飼育環境を確認します。
- 温度が極端に低くなっていないか
- ケース内が乾燥しすぎていないか
- 餌が大きすぎないか
- 脱皮前ではないか
- 直前に餌を食べていないか
特に脱皮前は食欲が落ちることがあります。餌を食べないときは無理に食べさせようとせず、飼育環境を確認しながらしばらく様子を見ます。
餌を長時間ケース内に残すと、トビズムカデを刺激したり、ケース内を汚したりする可能性があるため、食べなかった餌は取り出してください。

実際に餌を与えると、トビズムカデが餌を捕らえて食べる様子を観察できます。
デュビア
メリット:動きが遅いので扱いやすい。レッドローチより臭くない。
デメリット:床材に潜る。動きが遅く生体が気付かないことがたまにある。
デュビアを見てみる☟


トビズムカデは毒がある?噛まれたときの対処法

トビズムカデには毒があり、咬まれると強い痛みや腫れなどの症状が出ることがあります。そのため、飼育する場合は、できるだけトビズムカデに直接触れないことが大切です。
特に注意したいのが、餌やりやケージの掃除など、トビズムカデに近づく必要があるときです。私は飼育時に素手で触らず、長いピンセットなどを使用しています。
トビズムカデは動きが速いため、「少し触るだけなら大丈夫」と考えず、咬まれないための対策をして飼育することが重要です。
トビズムカデに噛まれるとどうなる?
トビズムカデに咬まれると、咬まれた部分に強い痛みや腫れ、赤みなどが生じることがあります。
症状の程度には個人差があり、痛みや腫れだけでなく、かゆみなどの症状が現れる場合もあります。日本皮膚科学会によると、ムカデなどに咬まれた場合は、毒成分による刺激で痛みが生じるほか、アレルギー反応によってさまざまな症状が出ることがあります。
そのため、「トビズムカデに咬まれても大したことはない」と考えず、咬まれないように飼育することが最も大切です。
トビズムカデに噛まれたらどうする?
トビズムカデに咬まれた場合は、まず安全な場所へ移動し、咬まれた部分の状態を確認してください。
傷口については、流水などで洗い流して清潔にすることが大切です。そのうえで、痛みや腫れなどの症状が強い場合や、症状が悪化している場合は、医療機関に相談してください。
ムカデなどの虫刺されでは、症状に応じて治療が必要になることがあります。自己判断で薬を選ぶのではなく、症状が強い場合は医師や薬剤師に相談しましょう。
こんな症状が出たら医療機関へ
トビズムカデに咬まれた後、強い症状が現れた場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
- 強い痛みや腫れが続く
- 症状が広がっている
- じんましんなどの全身症状が出た
- 腹痛や気分不良などがある
- 呼吸が苦しい
- 意識がおかしい、意識を失いそうになる
特に呼吸困難や意識障害などの全身症状がある場合は、緊急性がある可能性があります。ためらわずに救急要請を含め、適切な医療機関へ相談してください。
なお、ムカデなどの咬傷に対する応急処置については、公的な資料でも毒吸引器などに触れた情報があります。ただし、実際に咬まれた場合は、傷の状態や症状に応じて医療機関や医療専門家の指示を受けることをおすすめします。
トビズムカデに噛まれないための飼育方法
トビズムカデを飼育するうえで、最も重要なのは「咬まれないこと」です。
- 飼育ケースを確実に閉める
- メンテナンス中はトビズムカデの動きを確認する
- 素手で触らない
- 餌やりには長めのピンセットを使用する
- ケース内を掃除するときは脱走に注意する
- 小さな子どもやペットが近づけない場所で管理する
特に、ケースを開けた状態で目を離さないことが重要です。トビズムカデは動きが速いため、わずかな隙にケースから出てしまう可能性があります。
私も餌やりや掃除をするときは、トビズムカデの位置を確認しながら作業するようにしています。
トビズムカデは脱走する?脱走対策を紹介
トビズムカデを飼育するうえで、特に注意したいのが脱走対策です。
トビズムカデは動きが速いため、飼育ケースのフタを開けたときなどに、思わぬところから外へ出てしまう可能性があります。
トビズムカデには毒があるため、脱走させてしまうと人が咬まれる危険にもつながります。飼育ケースを選ぶときだけでなく、餌やりや掃除などでフタを開けるときにも注意が必要です。
私が実際に飼育していて感じるのは、普段から「逃げないだろう」と考えるのではなく、脱走する可能性があることを前提に管理することが大切ということです。
ここでは、トビズムカデを安全に飼育するために、私が注意している脱走対策を紹介します。
飼育ケースのフタを確実に閉める
最も基本的な脱走対策は、飼育ケースのフタを確実に閉めることです。
餌やりや掃除が終わったら、フタがきちんと閉まっているかを必ず確認します。特にスライド式のフタなどは、閉めたつもりでも完全に閉まっていないことがあるため注意してください。
また、ケースを購入したときは、フタとケースの間にトビズムカデが通り抜けられるような隙間がないかも確認しておきましょう。
私は餌やりや掃除が終わったあと、最後にもう一度フタの状態を確認するようにしています。
餌やりや掃除のときは特に注意する
トビズムカデが脱走する可能性が高くなるのは、飼育ケースのフタを開けるときです。
餌やりや掃除をするときは、トビズムカデの位置を確認してからフタを開け、できるだけ落ち着いて作業するようにしています。
また、作業中にトビズムカデがケースのフチに近づいてきた場合は、無理に手で戻そうとせず、長めのピンセットなどを使って安全な位置へ移動させます。
トビズムカデは素手で触らず、飼育ケースのメンテナンス時も十分な距離を保つことが大切です。
- ロック付きケース
- 隙間の少ないケース
を使用してください。
私も脱走対策を最優先にしています。
トビズムカデの飼育でよくある質問
トビズムカデは初心者でも飼育できますか?
トビズムカデは、飼育環境を整えれば飼育そのものは可能ですが、毒を持つため、安全管理には十分な注意が必要です。
特に重要なのが、脱走させないことと、餌やりや掃除の際に素手で触らないことです。飼育を始める前に、必要な飼育用品と安全対策を準備しておきましょう。
トビズムカデは何を餌にしますか?
トビズムカデは肉食性で、昆虫などの小動物を捕食します。飼育下では、コオロギやデュビア、レッドローチなどの餌用昆虫を与えることができます。
餌を与えるときは、トビズムカデが無理なく捕食できる大きさを選び、食べ残した餌は長時間ケース内に残さないようにします。
トビズムカデは冬でも飼育できますか?
トビズムカデは日本に生息するムカデなので、冬になると活動が鈍くなることがあります。
室内で飼育する場合でも、冬場に飼育場所の温度が大きく下がるときは、飼育環境を確認しながら温度管理を行います。私の場合は、他の生き物と一緒に温室で管理しています。
トビズムカデに噛まれたらどうすればいいですか?
トビズムカデなどの大型のオオムカデ類は、人を咬むことがあります。咬まれた場合は、症状の程度に注意してください。
強い痛みや腫れなどの症状がある場合や、体調に異変を感じた場合は、医療機関に相談することをおすすめします。特に全身的な症状が出た場合は、早めに医療機関を受診してください。
そのため、トビズムカデを飼育するときは、観察するときも含めて素手で触らないことが大切です。
トビズムカデは脱走しますか?
トビズムカデを飼育するときは、脱走する可能性を考えてケースを選ぶ必要があります。
特に餌やりや掃除のときはケースを開けるため、作業中に逃げ出さないよう注意してください。作業後はフタが確実に閉まっていることを確認しましょう。
トビズムカデは毒を持つため、脱走を防ぐことは飼育者だけでなく、周囲の人の安全を守るためにも重要です。
まとめ
トビズムカデは大型で迫力のあるムカデですが、飼育に必要な環境を整え、安全管理をしっかり行えば、飼育下で観察を楽しむことができます。
飼育するときは、脱走を防げる飼育ケースを用意し、温度・湿度を確認しながら環境を管理します。餌にはコオロギやデュビアなどの餌用昆虫を利用できます。
また、トビズムカデは毒を持っているため、飼育するときは素手で触らないことと、脱走させないことが特に重要です。餌やりや掃除などでケースを開ける際も、トビズムカデの動きを確認しながら慎重に作業してください。
私自身、トビズムカデを飼育していますが、餌を捕らえる様子や普段とは違った動きを観察できることに、飼育する面白さを感じています。
これからトビズムカデを飼育してみたい方は、必要な飼育用品と脱走対策をしっかり準備したうえで、安全第一で飼育を始めてください。
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