タランチュラの飼育方法 毒?種類?寿命?必要なもの?

タランチュラのイメージは?巨大、毒蜘蛛、恐ろしいなどのイメージが定着しています。やはりその見た目からでしょう。

そんな恐ろしいと思われているタランチュラ、実は日本で飼育するために特別な許可を得ることや、飼育許可申請をする必要もなく飼育可能です。

変わったペットを探している方や刺激が欲しい方、飼ってみようか悩んでいる方、ぜひこの記事を見ていただきタランチュラを飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

タランチュラの由来や毒について、また、タランチュラの飼育者である私がおすすめする種類や、飼育に必要なもの、飼育方法、注意する点などを紹介します。

目次

タランチュラってどんな蜘蛛?

タランチュラの由来は?

タランチュラはヨーロッパの伝説上の毒蜘蛛で、語源はイタリアの町タラントとされその地方に毒蜘蛛伝説があり、その蜘蛛に噛まれるとタランティズムという病気になると言わました。

その患者を救うためにタランテラという踊りを踊ったとされ、多くの音楽が作られました。その伝説の毒蜘蛛がタランチュラコモリグモである。

実際は毒は強いものでなく、大きさや見た目で誤解され広まったようです。

タランチュラ伝説を知るヨーロッパの人が新大陸に渡り、大きく恐ろしい蜘蛛を見るとタランチュラと呼んだことで、次第にオオツチグモ科の蜘蛛がタランチュラと呼ばれるようになったとのことです。

タランチュラの毒は危険?

牙にある毒

赤〇で囲った部分が牙です。(グーティサファイヤオーナメンタルの腹部)

タランチュラの毒は口の近くにある太い二本の牙にあります。

その牙で噛まれると毒が注入されます。牙は大きく尖っているため、噛まれるとかなり痛い。

タランチュラの毒は映画やテレビの影響で猛毒なイメージを持っている方がほとんどだと思います。しかし、毒性は非常に弱く、人が死に至るほどの危険はありません。タランチュラの毒による死亡例は世界でも知られていないそうです。

理由はタランチュラの毒がタランチュラトキシンという毒ですが、人間にはその毒が作用しない、つまりあまり効かないのです。

そのためタランチュラの毒の血清は存在しません。ただし、効かないと言っても死に至るほど効かないだけで、噛まれればヒリヒリして腫れるます。

ひどいと発熱や筋肉の痙攣が起き、長いと1・2週間続くということなので、絶対にハンドリングはしない様にしましょう。

タランチュラを飼育する場合は毒吸引器を常備しましょう。マムシや蜂刺されにもいいよ!

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もう一つの毒?

初心者におすすめの大人しく綺麗なメキシカンレッドニーとよく紹介されていますが、振動など刺激を与えると刺激毛を飛ばしてきます。

もう一つ、毒ではないのですが、種類によって腹部に刺激毛をもっていて、危険を感じると脚で腹部を蹴り細かい毛を飛ばしてきます

その毛が空中に漂い皮膚に刺さると人によって症状はさまざまですが、激しい痒みを感じます。

この刺激毛に敏感な方や、肌の弱い方は刺激毛を持たない、あるいは飛ばさないおとなしい種類を飼育した方が無難だと思います。

アレルギー反応でアナフィラキシーショックになる可能性もあるのでハンドリングは絶対にしないで下さい。

飼育しやすいおすすめのタランチュラは?

飼育しやすいおすすめのタランチュラはブラジリアンブラックチャコジャイアントゴールデンストライプニーです。

威嚇してくることもなく、刺激毛も飛ばさない、綺麗でおとなしいタランチュラです。

ブラジリアンブラック

私が飼育しているブラジリアンブラックのタラちゃん(メス)。黒猫みたいでかわいいですよ。

ブラジリアンブラックの紹介

  • Grammostola属
  • 学名:Grammostola pulchra
  • 生息地:ブラジル平野部 ウルグアイ南部
  • 地表棲
  • 体長:7㎝前後 レッグスパン17㎝前後
  • オスで3年~4年、メスは長寿で10年以上と言われています。
  • 飼育温度:25℃~28℃
  • 湿度環境:70%程度
  • 成長速度:小さいうちは早いですが、少し大きくなるとゆっくりです。オスで3年ほど、メスで7年前後掛かるそうです。ゆっくり成長を楽しみましょう。
  • 性質:おとなしい。刺激毛を持っているのですが、わたしの飼育しているブラジリアンブラックは一度も飛ばしたことがありません。
  • 人気:とても人気が高く、特に長生きするメスはオークションでも高値が付きます。
  • 餌食い:食べるときはめちゃ食べるし、いらないときは全く食べない。この食べない時期が飼育者にとって面白くないと思うか、手間が掛からないのでいいんじゃないと思うかは飼育者次第です。私はそれも含めて楽しんでいます。

ブラジリアンブラックいかがでしょうか?

私はこの漆黒のタランチュラに一目惚れし、初めてベビーを迎えたのがこの子です。

ゆっくり成長を楽しむのにもってこいの種類です。

チャコジャイアントゴールデンストライプニー

わが家のチャコジャイアントスゴールデントライプニーのチャコちゃん(メス)。大人しく綺麗な子です。

チャコジャイアントゴールデンストライプニーの紹介

  • Grammostola属
  • 学名:Grammostola pulchripes
  • 生息地:パラグアイとアルゼンチンの草原
  • 地表棲
  • 体長:8㎝前後 レッグスパン18㎝前後
  • オスで3年~4年、メスは長寿で10年以上と言われています。
  • 飼育温度:25℃~28℃
  • 湿度環境:70%程度
  • 成長速度:Grammostola属の中では早いほう。どんどん食べさせて大きくする楽しみがあります。
  • 性質:おとなしい。水替えなど振動を与えると逃げよとする臆病で小心物のイメージです。ツンツンすると小さくなって嫌がります。これがまたかわいい。刺激毛を持っているのですが、私の飼育しているチャコジャイアントゴールデンストライプニーも一度も刺激毛を飛ばしたことがありません。
  • 人気:とても飼育しやすいので人気が高い。
  • 餌食い:ブラジリアンブラックと同じです。食べるときはめちゃ食べるし、いらないときは全く食べない。いい言い方をすれば手間がほんと掛からないペットです。

チャコジャイアントゴールデンストライプニーいかがでしょうか?

我が家に来た2匹目のタランチュラがこの子です。

この子もおとなしくて綺麗な子ですよ。

タランチュラに慣れてきたら、この種類はいかが?

初めて飼育するタランチュラは、動きが遅い地表棲の種類がいいと思いますが、次におすすめする種類が樹上棲・半樹上棲のタランチュラです。その中でも人気なのがグーティーサファイアオーナメンタルグリーンボトルブルー

グーティサファイヤオーナメンタル

惚れ惚れする美しさ 我が家のグーティサファイヤオーナメンタルのメタちゃん(メス)。

グーティサファイヤオーナメンタルの紹介

  • Poecilotheria属
  • 学名:Poecilotheria metallica 学名からメタリカと呼ばれています。
  • 生息地:インドのアンドラブラデーシュ州の落葉樹林、100㎢の小さな地域でのみ生息している希少種です。
  • 樹上棲
  • 体長:7㎝前後 レッグスパン18㎝前後
  • 寿命:メス11年~12年 雄3年~4年
  • 飼育温度 25℃~28℃
  • 湿度環境:70%程度
  • 成長速度:まあまあ早い。
  • 性質:怖がりです。Poecilotheria属は刺激毛を持ちません。威嚇されたことは全くありません。逆に、振動を与えると逃げる小心者です。アダルトサイズになると信じられないくらい落ち着きます。
  • 人気:超人気。2019年11月よりCITESⅡに指定されてしまい輸入に規制がかかってしまいました。これからは繁殖個体が主流になってきますので、供給が安定するまで高値で取引されると思います。
  • 餌食い コンスタントに食べてくれます。脱皮前の拒食期間を除いて平均1週間から10日にデュビアLサイズ1匹程度。

グリーンボトルブルー

金属的なブルーの美しい体色が特徴。

グリーンボトルブルーの紹介

  • Chromatopelma属
  • 学名:Chromatopelma cyaneopulescens
  • 生息地:ベネズエラのパラグアナ半島周辺。
  • 地表棲~半樹上棲  蜘蛛の糸で見事な巣を作ってくれます。
  • 体長:6㎝前後 レッグスパン15㎝前後
  • 寿命:メス11年~12年 雄3年~4年
  • 飼育温度 25℃~28℃
  • 湿度環境:70%程度
  • 成長速度:普通
  • 性質:おとなしい。臆病で、振動を与えるとササッと逃げます。この種も刺激毛を持っていますが、よほど干渉しないかぎり飛ばしません。しかし、触ろうとしたり掃除をしようとすると飛ばしてきます。
  • 人気:この美しさはやはり人気です。
  • 餌食い:普通。ほんと普通の子です。

まだまだ沢山紹介したいタランチュラがいます。ぜひ自分の好みあったタランチュラを見つけ飼育に挑戦してみて下さい。

タランチュラの飼育に必要な物は?

飼育容器(ケージ)

プラケースで飼育可能ですが、見栄えを重視するなら爬虫類用のケースがおススメです。

●ブラジリアンブラックにはこのケース。三晃商会 SANKO レプタイルボックス サイズ:幅20×奥行30×高さ15㎝。

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保温器具

一年中エアコンで室内温度を一定に保つ方法が一番ですが、無理であれば温室を用意しましょう。

温室の保温は園芸用ヒーターがおすすめです。サーモスタットとセットで使用しましょう。設定温度を一定に保ってくれるので管理がすごく楽。

注意:ケースの底を、爬虫類用の底面パネルヒーターで温めると、床材の水分が蒸発して湿度が高くなり危険です。

温室保温の記事を見てみる。☟

温度計・湿度計

タランチュラを健康に保つため、温度と湿度の管理は必ず必要になります。

温度・湿度計を見てみる。

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床材

湿度を保つためと、生体がリラックスできるよう床材を敷きます。

私はバーミキュライト6割ピートモス3割注意:無調整ピートモスを使うこと):ダニ予防にくん炭1割(入れすぎは蜘蛛が嫌がります)の割合で使用しています。

購入してすぐに使える専用の土はないの?

あります!天然の素材を中心に作られたタランチュラ・サソリ・ムカデなどの専用の土 ジクラ ジョジョサンド。材料をブレンドする手間が省けて安心して使えます。☟

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自分でブレンドするぜ!って方はこちらがおすすめですよ。

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長いピンセット

爬虫類飼育用の30㎝くらいの長いピンセット、これは餌やりに便利です。コオロギやゴキブリをピンセットで掴みタランチュラにそっと給餌して下さい。

脱皮殻などを取り除く際も生体との距離を保つことができるため重宝します。

長さ35㎝ ステルスピンセットを見てみる。

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水入れ

タランチュラは結構水を飲みます。水切れにより弱ってしまわないよう必ず入れて下さい。

ウォーターディッシュを見てみる。

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タランチュラの餌と種類は?

餌用コオロギ

ヨーロッパイエコオロギフタホシコオロギが主に流通しています。

ただし、コオロギは雑食で何でも食べ顎の力もあるので、生体を傷つけないよう、後ろ脚をカットし、タランチュラをかじらないようコオロギを少し弱らせてから与えましょう。食べなかったらケージから出して下さい。

デメリットは、オスコオロギは鳴きます。よくうるさいと言われていますが、わたしは虫の声好きです。あと、すぐ死にます。腐敗して悪臭の元です。本当に臭いよ。

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餌用ゴキブリ

レッドローチ:小型で動きが速く、床材に潜らないのでタランチュラの反応が良い餌です。つるつるの垂直の壁を登ることができないので脱走も心配ないのがメリットです。一方デメリットは独特の匂いで同じ部屋で飼育していると臭います。コオロギとは違った、足臭いにおいと油臭いにおいをたした何とも言えない臭いです。

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デュビア:小さいサイズから大きいサイズまで手に入り、レッドローチと同じく壁は登れません。

メリットは、匂いも少なく優良な餌です。

一方デメリットは動きがゆっくりでタランチュラがじっとしているデュビアに気付かないことがたまに有る。また、床材に潜ってしまいどこにいるか分からなくなる。

私はメスと比べればまだ動きが速いオスのデュビアを餌にして、メスは繁殖用にしています。さらにデュビアはお腹で孵化し子供を産むので勝手に増えます。

見た目はオスはゴキブリですが、メスや幼体は羽が無く大きいダンゴムシみたいなのでまだ触るのに抵抗は少ないかもしれません。

一番臭わないほうですが、水分の多い野菜や動物性の餌を多めに与えたり、暑い時期は死骸を放置すると悪臭がします。やはり生き物なので臭いはします。

デュビアを見てみる。

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ミルワーム・ジャイアントミルワーム

ミルワームも餌になります。

メリットはコオロギやゴキブリに比べると扱いやすいし脱走しにくい。

一方デメリットは動きがゆっくりなのでタランチュラの反応は良くありません。また、床材にすぐ潜ろうとします。他の餌が手に入らに時に与えるくらいがいいと思います。

見た目は細長い芋虫。

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タランチュラの飼い方

餌やりの頻度は?

小さいうちは食べるだけ与えればどんどん脱皮して成長します。

逆にアダルトサイズに近づくにつれ食べたいときだけしか食べなくなります。

タランチュラは空腹に耐える力が強いのでエサ不足でお星さまになる可能性は低いと言えます。そういえば最近餌やってないなー・・・くらいで十分です。

大きくなったら一週間に一度与えてみて下さい。空腹なら餌を入れた瞬間食べてくれます。

いらなかったら全く反応しません。食べなかったら、餌がタランチュラを反撃しないようケージから出して下さい。

拒食したら?

先週まで餌を食べてくれていたのに、全く食べなくなったな・・・そんなことはタランチュラを飼育していればしょっちゅうです。

一週間後また餌やりしてたべなかったらまた次の週で十分です。それでも食べなかったら脱皮前の拒食期間に入った可能性大です。

種類によって脱皮前の拒食期間に差があります。

だいたい3週間から長い場合は数か月なんてことも。焦らず気長に待ちましょう。

どうやって脱皮するの?

タランチュラの脱皮は仰向けで脱皮します。

初めてこの姿を見た飼い主はびっくりしてかまいたくなるのですが、焦らなくて大丈夫。ゆ~っくり時間をかけて脱皮します。

心配なのは、たまに脱皮の下手な個体がいます。それはうつぶせ状態で脱皮を初めてしまう子です。

高い確率で脱皮不全となります。そうなったらそ~っと仰向けにしてやって下さい。

自然界ではそんな不器用な遺伝子を持つ子は生きていけないので子孫を残さないようになっているのですが、流石に自分のタランチュラはお星様になってほしくないですね。

私も脱皮不全で悲しい結末になってしまったことがあります。

脱皮後は体がふにゃふにゃなので、体がある程度固まるまで仰向けの状態でだら~んとしています。

アダルトサイズになるとまる一日動きません。

決して弱っているのではありません。無理に反対向きにすると脚が曲がってしまったり最悪お星様になります。

タランチュラがお星様になってしまう原因の一つがこの脱皮不全です。命がけなんです。

温度管理は?

温度計は必ず設置して下さい。

温度は平均25℃から28℃くらいで良いでしょう。

夏場は大丈夫と思ってもエアコンの設定温度が低いと低温になり弱ってしまうので、通年ヒーターはセットしておいた方が無難です。

サーモスタットで設定しておけば勝手に温度調整してくれます。

湿度管理は?

湿度計も必ず設置して下さい。

便利な温度計と湿度計がセットになった商品もあります。

湿度管理は床材を湿らせるのが基本となります。

湿った場所と乾燥した場所を作るようにして下さい。タランチュラが気に入った場所に移動できるからです。

全て湿っていたり反対に乾燥している環境で飼育するとストレスになる可能性があります。

タランチュラ飼育に湿度が必要ですが、あまりにも湿度が高い状態で飼育すると危険です。

つまり蒸れには弱いということです。床材を握ると水が染み出るほど入れないで下さい。湿度90%から100%は危険です。

床材を湿らせる場合に霧吹きはあまりよくありません。タランチュラに水が掛かるとびっくりして走ります。

鵜の首洗浄瓶(ウノクビセンジョウビン)をおすすめします。さらに、給水にも使用できるので便利ですよ。

照明は必要?

タランチュラに日光浴の必要はない。

逆に眩しいほど明るいのは嫌がりストレスになります。よって照明は要りません。室内の明かりで十分です。

水やりは?

タランチュラは結構水飲みます。

水切れで弱ってしまうことがあるそうですなので常にチェックして下さい。

また、いつ入れたか分からなような不衛生な水で飼育しないよう、新しい水に交換してやって下さい。

給水に便利な洗浄瓶がおすすめです。

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床材の交換頻度は?

1か月から2か月に1回交換でいいと思います。

ただし、食事後食べれないかたい部分はお団子にします。それを残したままではダニがわいてしまうので取り出して下さい。

あと、タランチュラの糞は液体状でピュ~ってします。そのままにしておくと不衛生なので、糞で固まった床材と一緒に取り除いて下さい。

糞の回数は数日に一回程度なのであまり神経質になるほどではありませんが、衛生上きれいにしておくのに越したことがありません。

注意する点は?

絶対に脱走させないこと。

飼育容器の紹介でも触れましたが、

万が一脱走したら、ニュースになるほど大騒ぎになってしまう可能性が有ります。飼育規制がかかり飼育不可になっては、奇蟲愛好家に申し訳ないでは済まされません。しっかりしたケース、厳重な環境で飼育して下さい

餌の脱走にも注意が必要です。販売されているコオロギやゴキブリは国外生物です。適応能力が高いので一部で繁殖が確認されたとか・・・。生態系を崩す恐れがあります。管理には注意して下さい

ハンドリングは絶対やめましょう!

YouTube動画でハンドリングをアップしている方が見えます。

いくら毒性が低いからといっても触らない様にしましょう。

タランチュラは有毒種です。アラフィラキシーショックで救急搬送された原因がタランチュラだったら、ニュースに取り上げられる可能性があります。

SNSで簡単に情報が発信されてしまいます。これも飼育規制につながる恐れがあります。注意しましょう。

自然界の餌を与えない!

自然界に生息する昆虫は除草剤や消毒の成分を食べているかもしれません。

お腹に寄生虫が宿っている可能性もあります。絶対に与えないで下さい

餌代をケチってはいけません。

餌の餌に注意!

餌用のゴキブリやコオロギは雑食なので何でも食べます。

その食べたものはそのままタランチュラの栄養になります。加工食品など添加物が入った物を餌の餌にすると、間接的にタランチュラの体内に吸収されてしまうので食べさせないようにして下さい。

タランチュラを飼育してみよう まとめ

いかがだったでしょうか?

恐ろしい、凶暴、毒蜘蛛と思われているタランチュラですが、温度・湿度・脱走に注意すれば意外と簡単に飼育できますよ。

ぜひタランチュラの飼育にチャレンジしてみて下さい。

最後に一言:飼育する以上最後まで責任をもって飼育していただくようお願いいたします。

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