【コモリグモの飼育方法】初心者向けに餌・飼育ケース・床材を解説

コモリグモは日本全国に生息する徘徊性のクモで、地面を素早く走り回る姿から「飼育してみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。

コモリグモは常温で飼育できるため、クモの飼育が初めての方でも比較的飼いやすい種類です。

コモリグモは比較的丈夫なクモで、飼育ケースや床材、餌を用意すれば初心者でも飼育できます。しかし、脱走対策や餌選びを間違えると長期飼育が難しくなることもあります。

この記事では、実際の飼育経験をもとに、コモリグモの飼育方法や必要な飼育用品、餌、飼育ケースのレイアウトについて詳しく解説します。

これからコモリグモを飼育したい方は、ぜひ参考にしてください。

飼育難易度 ★★☆☆☆

寿命 約2年

体長 約4~10mm

餌 ワラジムシなどの小昆虫

温度 常温飼育可能

湿度 極端な乾燥を避ける

目次

コモリグモは飼育しやすい?

コモリグモは日本に生息するクモのため、特別な保温設備や紫外線ライトは必要ありません。

餌もコオロギやワラジムシなど入手しやすい昆虫で飼育できるため、クモの飼育が初めての方にもおすすめです。

飼育難易度は低く、初心者向けのクモといえるでしょう。

私は実際にコモリグモを飼育していますが、特別な保温器具を使用しなくても問題なく飼育できています。

コモリグモの飼育方法

飼育環境
昆虫用の飼育ケースに床材を薄く敷いて飼育します。コモリグモは地表を徘徊して生活するクモなので、高さのあるレイアウトは必要ありません。

床材の交換頻度
コモリグモは糞をするため、床材は2週間に1回程度を目安に交換しましょう。汚れが目立つ場合は、その都度交換してください。

飼育温度
コモリグモは日本に生息するクモなので特別な保温器具は不要。常温飼育で問題ありません。ただし、真夏の高温には注意し、直射日光の当たらない場所で管理しましょう。

日光浴は必要?
クモ類に日光浴は必要ありません。

水は必要?
コモリグモも水を飲みます。ペットボトルのキャップなど浅い容器に水を入れて設置しておけば、必要なときに自分で飲みます。水は汚れやすいため、こまめに交換しましょう。

コモリグモ飼育の注意点

アップで見るとかわいい顔

ケースの隙間から脱走する                                                                            蓋の隙間が大きい飼育ケースでは、コモリグモが脱走する恐れがあります。特に幼体はわずかな隙間からも逃げ出すため、不織布を蓋の隙間に挟むなどの対策を行いましょう。「私は実際にコバエシャッター タイニーを使用してコモリグモを飼育しています。これまで脱走されたことはなく、餌やりや掃除もしやすいため重宝しています。コモリグモの飼育ケース選びで迷っている方にはおすすめです。

餌を与えすぎない                                                                               食べ残した餌虫はケース内に放置せず、早めに取り除くようにしましょう。放置すると腐敗してカビが発生したり、飼育環境が悪化したりする原因になります。コモリグモを健康に長生きさせるためにも、ケース内は清潔に保つことが大切です。

直射日光を避ける                                                                                     直射日光はケース内の温度上昇につながるため避けましょう。コモリグモを健康に飼育するためにも、ケースは直射日光の当たらない場所に設置してください。

コモリグモの餌

餌を食べるコモリグモ。動く昆虫を与えると、素早く飛びかかって捕食します。

コモリグモには、小型の昆虫やワラジムシなどを与えましょう。

餌を与える頻度は2日に1回程度が目安です。クモは満腹になると餌を食べなくなるため、食べ残しがある場合は無理に追加で与える必要はありません。よって、餌代もほとんどかかりません。

コモリグモは比較的小型のクモなので、大きな餌は捕食できない場合があります。

レッドローチやデュビア、フタホシコオロギなどの餌用昆虫でも、大きすぎる個体はコモリグモにとって負担になることがあります。また、餌虫が暴れてコモリグモを傷つける危険もあるため注意が必要です。

そのため、幼体や小型の個体にはワラジムシや小型の昆虫がおすすめです。ワラジムシは動きが比較的おとなしく、コモリグモでも捕食しやすいため、初心者でも扱いやすい餌といえるでしょう。

食べ残した餌虫はケース内に放置せず、早めに取り除くようにしてください。

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コモリグモの飼育に必要なもの

飼育に必要な物リスト

①コモリグモの飼育ケース

コバエシャッタータイニー

クモや昆虫を飼育していると、どこから侵入するのか分かりませんが、ケース内にコバエが発生したり入り込んだりすることがあります。

コモリグモの飼育には、脱走防止とコバエ対策を兼ね備えた「コバエシャッター タイニー(105×105×93mm)」がおすすめです。小型の飼育ケースなので場所を取らず、積み重ねて管理できるため複数個体の飼育にも向いています。

※注意
蓋の隙間が大きい飼育ケースでは、コモリグモが脱走する恐れがあります。特に幼体はわずかな隙間からも逃げ出すため、不織布を蓋の隙間に挟むなどの対策を行いましょう。

「私も実際にコバエシャッター タイニーで飼育しています」

「幼体の脱走がなく管理しやすいです」

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②コモリグモの床材

床材は、コモリグモが落ち着いて過ごすためだけでなく、適度な湿度を維持するためにも必要です。

ただし、床材を厚く敷きすぎるとコオロギなどの餌虫が潜ってしまい、コモリグモが捕食しにくくなります。そのため、床材はケースの底が隠れる程度に薄く敷くのがおすすめです。

床材には自然の土を使用することもできますが、

  • ケースに傷が付きやすい
  • ダニや小さな虫が発生しやすい
  • 衛生管理が難しい

といったデメリットがあります。

そのため、私はクモ用にブレンドされた専用床材の使用をおすすめします。

専用床材は見栄えが良く、臭いの発生を抑えられるほか、清潔な環境を維持しやすいのがメリットです。

「私はタランチュラやコモリグモの飼育でも使用しています」

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③水入れ

水入れはペットボトルの蓋などに少し水を入れてやってください。あまり多いとの餌虫が溺れてしまいます。

溺れないよう、水の中に脱脂綿を入れると安全です。

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④シェルター

コモリグモを飼育する際は、身を隠せるシェルターを設置してあげましょう。

シェルターがない環境では落ち着かず、ケース内を徘徊し続けることがあります。そのため、人工観葉植物の葉や樹脂製の葉など、軽くて安全なものを入れておくのがおすすめです。

一方で、石や流木などの重いレイアウト用品は注意が必要です。

ケースの移動やメンテナンスの際に転倒すると、コモリグモが下敷きになってしまう恐れがあります。特に小型個体や幼体を飼育する場合は、できるだけ軽量なシェルターを使用し、安全に配慮しましょう。

私はクモ類の飼育では、転倒の危険が少ない人工の葉をシェルターとして使用することが多いです。

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⑤メンテナンス用に長いピンセット

コモリグモの飼育では、長めのピンセットを用意しておきましょう。

ピンセットは、水入れの出し入れや餌の投入、食べ残した餌虫の回収など、日常的なメンテナンスに欠かせない飼育用品です。

手をケースの中に入れて作業することもできますが、コモリグモを驚かせたり、脱走の原因になったりすることがあります。

また、長いピンセットを使用することでケース内の隅まで安全に作業できるため、飼育者にとっても便利です。

コモリグモに限らず、クモや昆虫を飼育する際には必須のアイテムといえるでしょう。

「私は先端が細く、長さ20~30cm程度のステンレス製ピンセットを使用しています。」

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飼育ケースのレイアウト

コモリグモの飼育ケースレイアウトはシンプルで十分です。

私は、コバエシャッターのケースに床材を薄く敷き、シェルター代わりの葉っぱと水入れを設置しています。

コモリグモは地表を徘徊して生活するクモなので、複雑なレイアウトは必要ありません。むしろ、レイアウト用品を増やしすぎると餌の管理やケースの掃除がしにくくなります。

そのため、

  • 床材
  • 葉っぱのシェルター
  • 水入れ

だけのシンプルなレイアウトがおすすめです。

実際にこの環境でも問題なく飼育できています。

コモリグモの温度と湿度管理

コモリグモは日本に生息するクモのため、基本的に春から秋にかけては常温で飼育できます。特別な保温器具は必要なく、直射日光の当たらない場所で管理しましょう。

ただし、真夏の高温には注意が必要です。飼育ケース内の温度が上がりすぎると弱ってしまうため、風通しの良い場所で管理し、直射日光の当たる場所には置かないようにしてください。

また、乾燥しすぎる環境も避けましょう。床材が完全に乾燥しないよう、ときどき洗浄瓶で軽く加湿すると適度な湿度を保てます。ただし、湿らせすぎるとカビやダニが発生しやすくなるため、床材が少し湿っている程度を目安に管理するのがおすすめです。

春から秋は常温で飼育できる丈夫なクモですが、「高温にしすぎないこと」と「乾燥させすぎないこと」が長期飼育のポイントです。

霧吹きより洗浄瓶がおすすめ

床材を湿らせる際、霧吹きを使う人も多いですが、実はあまりおすすめできません。

生体に直接水がかかると、驚いて走り回ることがあります。

ストレスや脱走につながる場合もあるため注意が必要です。

おすすめは、ピンポイントで給水できる洗浄瓶

必要な場所だけを安全に湿らせることができ、湿度管理がしやすくなります。

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コモリグモを長生きさせるコツ

1・清潔な飼育環境を維持する

  • 糞や食べ残しを放置すると不衛生になるため、床材は2週間に1回程度交換する。

2・高温と直射日光を避ける

  • コモリグモは日本に生息するクモなので、基本的に常温飼育で問題ない。
  • 直射日光の当たる場所は避ける。

3・水切れに注意

  • コモリグモは水を飲むため、水入れを設置するか、ケース内に適度な湿度を保つ。

4・栄養価の高い餌を与える

  • コオロギやワラジムシなど、生きた餌を定期的に与える。
  • 食べ残しは早めに取り除く。

5・脱走を防ぐ

  • フタのしっかり閉まる飼育ケースを使用し、安全な環境で飼育する。

6・ストレスを与えない

  • ストレスを与えないよう、観察を中心にして必要以上に触れない。

よくある質問

コモリグモはなつきますか?

コモリグモは犬や猫のようになつくことはありません。しかし、飼育者を認識して餌の時間になると活発に動くことがあります。

コモリグモは冬眠しますか?

屋外では活動が鈍くなることがありますが、暖かい室内で飼育している場合は冬でも活動することがあります。

コモリグモは何年生きますか?

種類にもよりますが、寿命は約2年程度です。

まとめ

今回はコモリグモの飼育方法について解説しました。

コモリグモは日本各地に生息する身近なクモで、特別な保温設備を必要とせず、初心者でも比較的飼育しやすい種類です。

飼育ケースに床材を敷き、適度に水分を与えながら、ワラジムシや小昆虫などの餌を定期的に与えることで健康に飼育できます。

また、高温や直射日光を避け、ケース内を清潔に保つことがコモリグモを長生きさせるポイントです。

素早く動き回る姿や狩りをする様子は見応えがあり、観察していて飽きることがありません。

ぜひコモリグモの飼育に挑戦して、その魅力を身近に感じてみてください。

最後に一言。生き物を飼育する以上、最後まで責任を持って大切に飼育していただくようお願いいたします。

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