
スイカの種ほどの大きさしかない地味な昆虫ですが、スナゴミムシダマシは意外と丈夫で飼育しやすい虫です。
昆虫ゼリーや熱帯魚の餌で飼育でき、特別な設備も必要ありません。そのため、スナゴミムシダマシの飼育は昆虫飼育初心者にもおすすめです。
この記事では、スナゴミムシダマシの特徴や飼育方法、餌、毒性の有無、寿命、飼育に必要な物について分かりやすく紹介します。
スナゴミムシダマシ飼育Q&A
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 毒はある? | ありません |
| 餌は? | 昆虫ゼリー・熱帯魚の餌・ドッグフード |
| 寿命は? | 約1年以上 |
| 難易度は? | 初心者向け |
| 臭いは? | 身を守るために臭いにおいを出す |
スナゴミムシダマシとは?

- 和名:スナゴミムシダマシ
- 昆虫網:甲虫目:ゴミムシダマシ科:ゴミムシ亜科
- 体長は約5~8mmで、スイカの種ほどの大きさです。
- 分布:日本各地
- 食性:雑食性(昆虫ゼリーや熱帯魚の餌を食べる)
- 毒性:なし
- 飼育難易度:★☆☆☆☆(初心者向け)
- 寿命:1年以上と考えられる
- 越冬:成虫で越冬
- スナゴミムシダマシは何種類いるの?:日本にはスナゴミムシダマシの仲間が約20種類いるとされています。どれも小さな虫なので、私には種類の見分けができません(笑)。地味な見た目ですが、よく見るとかわいらしく、飼育していると愛着がわいてきますよ。
- 餌は?:雑食性で、ドッグフードやキャットフード、熱帯魚の餌などを食べます。水分補給には栄養価の高い昆虫ゼリーがおすすめです。
- どこにいるの?:私の場合は、自宅の畑にある石の下でよく見つけます。スナゴミムシダマシは家の周りでも普通に見られる昆虫で、大きめの石の下や朽木の下、落ち葉の下などに隠れています。小さくて艶のない黒い虫がいたら、スナゴミムシダマシかもしれません。また、種類によっては海岸近くの砂地に生息するものもいます。
スナゴミムシダマシの寿命は

スナゴミムシダマシの正確な寿命に関する情報は少ないですが、筆者は自宅の畑の石の下で成虫のまま越冬している個体を確認しています。
このことから、少なくとも1年以上は生きると考えられます。
飼育下では温度変化が少なく、餌や水分が安定しているため、野外より長生きする可能性もあります。
ただし寿命には個体差があり、飼育環境によっても大きく左右されます。
スナゴミムシダマシは成虫で越冬するため、比較的寿命の長い昆虫と考えられています。
スナゴミムシダマシの越冬方法(冬の管理)
スナゴミムシダマシは成虫で越冬することがあります。
室内飼育の場合は常温でも問題ありませんが、冬場に極端に温度が下がる環境では活動が鈍くなることがあります。
安定した室温(15〜25℃程度)を保つと、長期間観察しやすくなります。
スナゴミムシダマシは飛ぶ?
スナゴミムシダマシは飛翔能力が低く、飛び回ることはほとんどありません。
飼育中もケース内を歩き回る程度なので観察しやすい昆虫です。
スナゴミムシダマシは逃げる?脱走対策は必要?
スナゴミムシダマシは小型の昆虫ですが、ケースのフタに隙間があると脱走する可能性があります。
基本的にはおとなしく、壁を登る力も強くないため、通常の昆虫ケースで問題なく飼育できます。
ただし、通気口が大きいケースやフタの閉まりが甘い場合は注意が必要です。
スナゴミムシダマシは繁殖する?飼育下で増えるの?
スナゴミムシダマシは環境が合えば繁殖する可能性があります。
ただし、繁殖条件や幼虫の管理がやや難しいため、初心者はまず成虫の飼育を楽しむのがおすすめです。
床材に卵を産む可能性があるため、定期的な交換時に注意して観察するとよいでしょう。
スナゴミムシダマシは臭い?
身を守るために臭いにおいを出すことがあります。刺激を与えないよう優しく扱いましょう。私の飼育経験では、普段の管理で臭いが気になったことは一度もありません。
ただし食べ残しや糞を放置するとケース内が臭うため、定期的な掃除が必要です。
スナゴミムシダマシの捕まえ方

スナゴミムシダマシは石の下や落ち葉の下、朽木の周辺で見つかります。スナゴミムシダマシの捕まえ方は、スプーンや小型の容器を使う方法がおすすめです。素手でつかむと防御のために臭いにおいを出すことがあるため、できるだけ直接触れないようにしましょう。
スナゴミムシダマシ飼育の難易度と向いている人
スナゴミムシダマシは、昆虫飼育の中でも比較的飼いやすい種類です。
- 初心者向け:★★★★★
- 観察向き:★★★★☆
- 繁殖難易度:★★☆☆☆
昆虫ゼリーや熱帯魚の餌で飼育できるため、特別な設備が不要なのも魅力です。
スナゴミムシダマシの飼育方法
床材飼育派

昆虫用の飼育ケースに、奇蟲用にブレンドした床材を敷きましょう。隠れ家として落ち葉や樹皮などを入れ、餌入れと水分補給用の昆虫ゼリーをセットすれば飼育環境の完成です。床材は糞や食べ残しで汚れてくるため、できれば1週間に1回を目安に交換すると清潔な環境を維持できます。
観察重視派

観察を重視する場合は、床材の代わりにキッチンペーパーを敷いて飼育することも可能です。糞や食べ残しを見つけやすく掃除も簡単になるため、スナゴミムシダマシの様子を観察したい方におすすめです。ただし、乾燥しやすくなるため、昆虫ゼリーなどで適度に水分補給できる環境を整えてあげましょう。
スナゴミムシダマシは日本に生息する昆虫なので、基本的に常温飼育で問題ありません。ただし、直射日光の当たる場所はケース内の温度が上がり過ぎるため避け、風通しの良い涼しい場所で飼育してください。
スナゴミムシダマシの飼育に必要な物
| 飼育用品 | 用途 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 昆虫用の飼育ケース | スナゴミムシダマシを飼育するためのケース。小型の昆虫ケースで十分です。 | ★★★★★ |
| 床材 | 捕獲した場所の土や奇蟲用の床材を使用します。観察重視ならキッチンペーパーでも飼育可能です。 | ★★★★☆ |
| 樹皮(シェルター) | 隠れ家として使用。ストレス軽減や脱走防止にも役立ちます。 | ★★★☆☆ |
| エサ入れ・水入れ | 餌や昆虫ゼリーを清潔に管理するために使用します。 | ★★★★☆ |
| 昆虫ゼリー | 水分補給と栄養補給に役立ちます。常備しておくと安心です。 | ★★★★★ |
| 熱帯魚の餌 | 動物性タンパク質を補給できます。少量で長持ちするためおすすめです。 | ★★★★☆ |
| 長いピンセット | 餌の交換や掃除をするときに便利です。爬虫類飼育用の長いピンセットがおすすめです。 | ★★★☆☆ |
昆虫用の飼育ケース

私が実際に使用している飼育用品はこちら↓
◎数匹まとめて飼育するなら、私が使用しているコバエシャッター タイニーがおすすめです。フタに特殊フィルターが付いており、コバエの侵入を防ぎやすい構造になっています。
通気性も良く、小型の昆虫を複数飼育する際に使いやすいケースです。
◎全面が透明なクリアースライダーは観察しやすくおすすめです。コバエが侵入しにくく、清潔な環境を維持しやすい構造になっています。サイズにも余裕があるため、レイアウトを楽しみながらスナゴミムシダマシを飼育できます。
観察しやすいクリアースライダーを見てみる☟
スナゴミムシダマシの床材

糞や食べ残した餌によって、飼育ケース内は徐々に汚れていきます。そのため、定期的な掃除が必要です。
飼育には、保水性が良く管理しやすい天然素材をブレンドした奇蟲専用の床材がおすすめです。臭いがこもりにくく、清潔な環境を維持しやすくなります。
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別の飼育方法として、キッチンペーパーのみで飼育する方法もあります。
汚れたら交換するだけなので管理はとても簡単ですが、見栄えが単調になりやすい点や、キッチンペーパーの下に潜ってしまうというデメリットもあります。

樹皮(シェルター)
樹皮(シェルター)は必須ではありませんが、スナゴミムシダマシの隠れ家になります。自然に近い環境を再現でき、落ち着いて過ごせるためおすすめです。
野外では石の下や流木の隙間などに身を潜めていることが多いため、樹皮を設置すると自然に近い飼育環境を再現できます。また、落ち着いて過ごせる場所ができるため、ストレス軽減にも役立つでしょう。
観察するときは樹皮の裏側に隠れていることが多く、めくると簡単に見つけることができますよ。
スナゴミムシダマシのエサ入れ・水入れ
ペットボトルの蓋を少しカットし入りやすくしてあげましょう。水入れは溺れない程度の深さにしてやって下さい。


水分補給と健康維持に昆虫ゼリー

昆虫飼育では定番の餌として昆虫ゼリーがよく使われます。栄養補給や水分補給にもなり、多くの昆虫が好んで食べるため、スナゴミムシダマシにもぜひ与えてみてください。
スナゴミムシダマシにも使える昆虫ゼリーはこちら☟
昆虫ゼリーは、そのまま与えるだけでなく、容器ごと半分にカットして使う方法もあります。
専用のゼリースプリッターを使うと簡単にカットできて便利です。1個を長く使えるので経済的で、カット後はそのままケースに置くだけで使用できます。
昆虫ゼリーを簡単にカットできるゼリースプリッター(プロゼリー対応)を見てみる☟
動物性の餌に熱帯魚の餌

熱帯魚の餌は薄く細かい形状で、スナゴミムシダマシのような小型の昆虫にも与えやすい餌です。動物性タンパク質の補給にも役立ちます。
スナゴミムシダマシにも使える熱帯魚の餌を見てみる☟
爬虫類飼育用の長いピンセット
爬虫類飼育用の長いピンセットは、水入れやエサ入れのメンテナンス時に便利です。
直接手を入れずに作業できるため、衛生的に飼育環境を維持しやすくなります。
水入れやエサ入れのメンテナンスに便利な長いピンセットを見てみる☟
スナゴミムシダマシの飼育 餌?毒性?飼育に必要な物?まとめ
スナゴミムシダマシはスイカの種ほどの小さな昆虫ですが、意外と丈夫で飼育しやすい種類です。昆虫飼育初心者でも比較的簡単に飼育を楽しむことができます。
飼育には昆虫用のケースと床材、昆虫ゼリーなどの基本的な用品があれば十分です。雑食性のため、熱帯魚の餌や動物性の餌もよく食べます。
また、寿命は環境によって異なりますが、飼育下では1年前後生きることもあります。成虫で越冬することもあり、意外と長く観察を楽しめる昆虫です。
毒性はなく、人に危害を加える心配もないため安心して飼育できます。
観察を重視する場合はキッチンペーパー飼育も可能ですが、レイアウトを楽しむなら床材を使った飼育がおすすめです。



スナゴミムシダマシ飼育スターターセット
スナゴミムシダマシの飼育は、基本的な用品を揃えればすぐに始められます。
初心者の方はまず以下を揃えるのがおすすめです。
- 飼育ケース(観察しやすい透明タイプ)
- 床材(隠れ家とレイアウト用)
- 昆虫ゼリー(栄養・水分補給)
- ゼリースプリッター(ゼリーを容器ごと半分にカット)
- 熱帯魚の餌(動物性タンパク質を補給)
- 長いピンセット(衛生的な管理用)
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