
クビキリギスを捕まえたけれど、「何を食べるの?」「どんなケースで飼えばいい?」「冬はどうやって越冬させるの?」と悩んでいませんか?
クビキリギスは成虫のまま越冬する昆虫なので、ほかのバッタやキリギリスとは少し違った飼育を楽しめます。
この記事では、クビキリギスの飼育方法をはじめ、飼育に必要なもの、餌、昆虫ゼリーを食べるのか、越冬方法、飼育するときの注意点まで、実際の飼育経験をもとに分かりやすく解説します。
特に「クビキリギスは何を食べるの?」「昆虫ゼリーでも飼育できる?」「冬はどこで越冬させればいい?」という疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、クビキリギスの特徴から詳しく紹介していきます。
クビキリギスの紹介
クビキリギスは、バッタ目キリギリス科の昆虫です。
秋に成虫になった個体がそのまま冬を越し、翌年の春から初夏にかけて活動するのが大きな特徴です。一般的なバッタ類とは違い、成虫の姿で越冬する昆虫として知られています。
クビキリギスの基本情報
- 和名: クビキリギス
- 学名: Euconocephalus thunbergi
- 分類: バッタ目・キリギリス科・ササキリ亜科
- 体長: 約60mm前後
- 体色: 緑色または褐色
- 活動時間: 夜行性
- 特徴: 赤い口元と鋭い顎を持つ
- 越冬: 成虫で越冬する
クビキリギスには緑色の個体だけでなく、褐色の個体もいます。
夜になると活動が活発になり、「ジーーー」という特徴的な鳴き声を聞くことがあります。




クビキリギスの名前の由来

クビキリギスという名前は、鋭い顎で強くかみつく性質に由来するといわれています。
捕まえるときは、無理に体を引っ張ったり、口元を触ったりしないようにしましょう。
クビキリギスは成虫で越冬する
クビキリギスの大きな特徴の一つが、成虫のまま冬を越すことです。
秋に成虫になったクビキリギスは、冬になると活動が鈍くなり、枯れ草や落ち葉などに身を隠して冬を越します。
飼育する場合も、冬だからといって暖房の効いた暖かい部屋で活動させ続けるのではなく、自然に近い環境で越冬させることがポイントになります。
詳しい越冬方法については、後ほど「クビキリギスの越冬方法」で詳しく解説します。
クビキリギスは何を食べる?
クビキリギスは、イネ科植物の葉や穂などを食べます。
飼育する場合は、ススキ、エノコログサ、オヒシバ、メヒシバなど、身近なイネ科植物を餌として利用できます。
また、クビキリギスは植物だけでなく、動物質のものを食べることも知られています。
そのため、飼育下では植物性の餌を基本にしながら、昆虫ゼリーなどを利用する方法もあります。
ただし、餌については個体差や飼育環境によって食べ方が異なるため、「必ずこの餌を食べる」と決めつけず、実際の食べ方を観察することが大切です。
クビキリギスを飼育するときのポイント
クビキリギスを飼育する場合は、次の点を意識しましょう。
- イネ科植物などの餌を用意する
- 飼育ケース内が乾燥しすぎないようにする
- 直射日光が当たる場所を避ける
- クビキリギスがつかまれる足場を用意する
- 冬は成虫で越冬できる環境を整える
- 鋭い顎があるため、無理に触らない
クビキリギスは比較的身近な昆虫ですが、成虫で越冬するという特徴があるため、飼育する場合は**「冬をどう過ごさせるか」も重要なポイント**になります。
このあと、実際にクビキリギスを飼育するために必要なケースや床材、止まり木などを紹介します。
クビキリギスの飼育方法
クビキリギスは、飼育ケースと餌、足場などを用意すれば比較的飼育しやすい昆虫です。
ただし、クビキリギスは成虫のまま越冬するため、夏だけでなく秋から冬にかけての管理も考えて飼育環境を作ることが大切です。
ここでは、クビキリギスを飼育するときに必要なものと、飼育環境の作り方を紹介します。

クビキリギスの飼育には、次のようなものを用意します。
- 昆虫飼育ケース
- 床材
- 餌
- 木の枝や樹皮などの足場
- 必要に応じて霧吹き
クビキリギスは体が大きく、ケースの中で跳ねたり歩き回ったりするため、狭すぎるケースは避けたほうがよいでしょう。
また、クビキリギスは脚や触角が長いため、餌だけを入れたケースよりも、体をつかまえられる枝や植物などの足場を用意すると飼育しやすくなります。
飼育ケース

飼育ケースは、クビキリギスが十分に動ける大きさのものを使用します。
高さのあるケースなら、枝や植物を入れて立体的な飼育環境を作ることができます。
ケースには必ず通気性を確保し、蒸れないようにしてください。
特に夏場は、直射日光が当たる場所にケースを置くと内部の温度が急上昇するため注意が必要です。
床材
床材には、昆虫飼育用のマットや腐葉土などを利用できます。
床材を厚く敷く必要がない場合は、ケースの底が隠れる程度に薄く敷いても飼育できます。
ただし、クビキリギスを産卵させたい場合は、成虫飼育とは別に産卵に適した床材の厚さや状態を考える必要があります。
産卵については、後ほど「クビキリギスの産卵」で詳しく解説します。
枝や植物などの足場を入れる

クビキリギスは脚が長く、ケース内で移動したり、植物などにつかまったりします。
そのため、ケースの中には木の枝や樹皮、植物などを入れて、クビキリギスがつかまれる場所を作ってあげましょう。
足場があることで、餌を食べるときや休むときにもクビキリギスが自然な姿勢を取りやすくなります。
また、ケースの底だけで飼育するよりも、クビキリギスが上下に移動できる環境を作ることができます。
餌を入れる

餌には、クビキリギスが利用できる植物を用意します。
身近なイネ科植物などを利用する方法があります。
植物を与える場合は、農薬や除草剤が使用されている可能性のある場所から採取したものは避けてください。
また、クビキリギスは植物質の餌だけでなく、動物質のものを食べることもあります。
昆虫ゼリーを利用できる場合もあるため、後ほど「クビキリギスは昆虫ゼリーを食べる?」で詳しく紹介します。
水分の与え方
クビキリギス専用の水入れを必ず用意する必要はありません。
水入れを使用すると、クビキリギスが溺れる可能性もあるため、設置する場合は浅い容器を使用するなど安全性に配慮してください。
植物を餌として与えている場合は、植物から水分を摂取することもできます。
ケース内が乾燥している場合は、床材などの状態を確認しながら、必要に応じて軽く霧吹きをします。
ただし、ケース内を常に濡れた状態にする必要はありません。
飼育ケースを置く場所
飼育ケースは、直射日光の当たらない明るい場所に置きます。
特に夏場は、窓際や車内などにケースを置くと短時間で高温になることがあります。
風通しのよい場所を選び、ケース内部が高温にならないように注意してください。
また、エアコンの風が直接当たる場所も避けたほうがよいでしょう。
クビキリギスは冬も飼育できる
クビキリギスは成虫で越冬するため、秋になっても飼育を続けることができます。
冬になって活動が鈍くなった場合は、無理に暖かい環境に置いて活動させるのではなく、自然に近い環境で越冬させる方法があります。
クビキリギスの越冬方法については、このあと詳しく解説します。
クビキリギスの飼育で注意したいこと
クビキリギスを飼育するときは、次の点に注意してください。
- ケース内を蒸らしすぎない
- 夏場の高温に注意する
- 直射日光を避ける
- 農薬などが付着した植物を餌にしない
- クビキリギスがつかまれる足場を用意する
- 水入れを使用する場合は溺れないようにする
- 越冬時は温度を急激に変化させない
クビキリギスは、餌と足場を用意し、暑さや蒸れに注意して管理すれば、身近な昆虫として飼育を楽しむことができます。
ただし、成虫で越冬するという特徴があるため、長く飼育する場合は冬の管理方法が重要です。
クビキリギスの飼育に必要な物

飼育ケース

クビキリギスは体が大きく、脚も長いため、できるだけゆとりのある飼育ケースがおすすめです。
透明なケースなら、クビキリギスの様子を外から観察しやすくなります。
クビキリギスの飼育ケースを見てみる☟
床材
床材には、昆虫飼育用のマットなどを利用できます。
クビキリギスを通常の成虫飼育で飼う場合は、必ずしも厚く敷く必要はありません。
産卵させたい場合は、床材を5cm程度と厚めに敷き、産卵できる環境を作ります。
クビキリギスの飼育に使える床材を見てみる。☟
止まり木・足場
クビキリギスがつかまって休めるように、木の枝や樹皮などを入れて足場を作ります。身近な枝などでも代用できます。
水分
クビキリギスの飼育では、水分が不足しないように注意します。
霧吹きをする場合は、クビキリギスに直接水を吹きかけるのではなく、ケース内の床材や植物などを軽く湿らせる程度にします。
水入れを使用する場合は、クビキリギスが溺れないように、浅い容器を使用してください。
水入れは必ずしも専用品を購入する必要はなく、安全に水分を与えられる容器を利用できます。
クビキリギスの餌

クビキリギスを飼育するときに気になるのが、「何を餌にすればいいの?」ということです。
クビキリギスは植物質の餌を利用できるため、飼育では身近なイネ科植物などを餌として与えることができます。
また、クビキリギスは植物質のものだけでなく、動物質のものを食べることもあります。
ここでは、クビキリギスの餌として利用できるものと、与えるときの注意点を紹介します。
クビキリギスは何を食べる?
野外のクビキリギスは、イネ科植物などの葉や穂を食べます。
飼育する場合も、ススキやエノコログサ、オヒシバ、メヒシバなど、身近なイネ科植物を利用できます。
ただし、すべての個体が同じ植物を好むとは限りません。
採取したクビキリギスを飼育する場合は、捕まえた場所に生えていた植物なども参考にしながら、実際に食べるか観察してみましょう。
クビキリギスの餌にできる植物
飼育下で餌として利用しやすい植物には、次のようなものがあります。
- ススキ
- エノコログサ
- オヒシバ
- メヒシバ
- その他の身近なイネ科植物
植物を採取して与える場合は、道路沿いや公園など、農薬や除草剤が使用されている可能性のある場所は避けてください。
また、採取した植物は傷んだ部分や汚れを確認してからケースに入れましょう。




植物の餌は新鮮なものを与える

植物を餌として与える場合は、できるだけ新鮮なものを用意します。
葉が枯れたり傷んだりしてきたら、新しいものと交換してください。
ケース内に古くなった植物を長期間入れたままにすると、カビや腐敗の原因になることがあります。
餌を交換するときは、クビキリギスの状態も一緒に確認するとよいでしょう。
クビキリギスは昆虫ゼリーを食べる?

クビキリギスの飼育では、昆虫ゼリーを餌として利用することもできます。
ただし、すべてのクビキリギスが昆虫ゼリーを同じように食べるとは限りません。
個体によって食べる量や好みが異なるため、まずは少量を与えて、実際に食べるか確認してください。
昆虫ゼリーを与える場合は、クビキリギスが足をかけて食べやすいように、浅い容器やゼリーカップなどを利用するとよいでしょう。
また、食べ残したゼリーは長期間放置せず、傷む前に交換してください。
昆虫ゼリーだけで飼育できる?
昆虫ゼリーを食べる個体であっても、昆虫ゼリーだけを与えるのではなく、植物質の餌も利用しながら飼育する方法がおすすめです。
クビキリギスの食べ方には個体差があるため、植物を基本の餌として用意し、昆虫ゼリーも食べるか観察するとよいでしょう。
特に、野外で植物を食べている個体を捕まえた場合は、植物の餌を用意しておくと安心です。
クビキリギスの餌を交換するタイミング
植物を餌として与える場合は、葉がしおれたり傷んだりしたら交換します。
昆虫ゼリーを与える場合も、食べ残しの状態を確認しながら交換してください。
夏場は餌が傷みやすいため、ケース内に古くなった餌を残さないように注意しましょう。
餌を交換するときには、ケース内の糞や食べ残しも確認して、清潔な状態を保つことが大切です。
クビキリギスの餌は「食べるか」を観察する
クビキリギスの餌については、「この餌なら必ず食べる」と決めつけるよりも、実際に与えて食べるか確認することが大切です。
同じ種類のクビキリギスでも、個体によって餌の好みや食べる量が異なる場合があります。
植物を与えた場合は葉の食べ跡を確認し、昆虫ゼリーを与えた場合はゼリーが減っているかを確認してみましょう。
このように、実際の食べ方を観察しながら餌を調整することが、クビキリギスを長く飼育するポイントです。
動物性の餌
クビキリギスは植物質の餌だけでなく、動物質のものを食べます。
私が使用するなら、エサ皿が付属したタイプを選びます。餌をケース内に直接置くよりも、管理や掃除がしやすいためです。
クツワムシの補助食として使いやすいスズムシ用の餌を見てみる。☟
クビキリギスは昆虫ゼリーを食べる?
はい。私が飼育しているクビキリギスでは、昆虫ゼリーを食べることを確認しています。
昆虫ゼリーは、餌として利用できるだけでなく、水分補給にも利用できます。
ただし、クビキリギスの個体によって食べる量や好みは異なるため、昆虫ゼリーだけを与えるのではなく、植物質の餌も用意して、実際の食べ方を観察することをおすすめします。
クビキリギスに昆虫ゼリーを与える方法
昆虫ゼリーをそのままケースに置くよりも、クビキリギスが足をかけて食べやすいように、浅い容器などに入れて与えるとよいでしょう。
食べ残したゼリーは傷む前に交換してください。
特に夏場は高温によってゼリーが傷みやすいため、長時間放置しないように注意しましょう。
実際に食べるか観察してみる
昆虫ゼリーを与えたら、ゼリーの表面に食べた跡があるか、ゼリーが減っているかを確認してみましょう。
クビキリギスによって食べ方には違いがあるため、植物の餌と昆虫ゼリーの両方を用意し、どちらをよく利用するのか観察すると飼育の参考になります。
クビキリギスの越冬方法
クビキリギスは、成虫のまま冬を越す昆虫です。
そのため、秋に捕まえたクビキリギスを飼育する場合は、冬の間も飼育を続けることができます。
冬になると活動が鈍くなり、餌を食べる量も少なくなります。
飼育下では、クビキリギスが無理なく冬を越せるように、できるだけ自然に近い環境を用意してあげることが大切です。
クビキリギスはどこで越冬する?
野外のクビキリギスは、枯れ草や草むらなどに身を隠して冬を越します。
飼育ケースでも、クビキリギスが身を隠せる場所を作ってあげるとよいでしょう。
枯れ葉や植物、樹皮などをケース内に入れて、クビキリギスがつかまったり隠れたりできる場所を用意します。
冬は暖かくしすぎない
クビキリギスは成虫で越冬するため、冬になったからといって暖房器具などで積極的に暖める必要はありません。
むしろ、暖かい環境に置き続けると冬でも活動しやすくなり、餌を食べたり動き回ったりする状態が続く可能性があります。
越冬させる場合は、急激な温度変化を避け、自然な季節変化を感じられる環境で管理します。
ただし、飼育環境によって適した温度は異なるため、極端な低温や凍結には注意してください。
越冬中の餌はどうする?
冬になるとクビキリギスの活動が鈍くなるため、夏のように頻繁に餌を食べなくなることがあります。
餌をまったく与えないのではなく、植物などの餌を用意して、食べるかどうかを確認しましょう。
昆虫ゼリーを利用している場合も、冬は食べる量が少なくなることがあります。
食べ残しは長期間放置せず、傷んでいないか確認しながら交換してください。
越冬中の水分管理
冬でも完全に乾燥させてしまわないよう、飼育ケース内の状態を確認します。
ただし、ケース内を常に湿らせる必要はありません。
床材が水浸しになったり、ケース内が蒸れたりしないように注意してください。
霧吹きをする場合も、一度に大量の水を与えるのではなく、飼育環境の乾燥状態を見ながら調整します。
越冬中はクビキリギスを触らない
冬に活動が鈍くなったクビキリギスは、無理に動かしたり触ったりしないようにしましょう。
越冬中はできるだけ刺激を与えず、飼育ケースの外から様子を確認する程度にします。
餌や床材を交換するときも、クビキリギスを必要以上に動かさないように注意してください。
春になったら少しずつ管理を変える
気温が上がってクビキリギスの活動が活発になってきたら、少しずつ通常の飼育環境に戻していきます。
動きが活発になり、餌を食べるようになってきたら、餌の状態を確認しながら交換頻度などを調整します。
春以降は再び活動が活発になるため、餌だけでなく、飼育ケース内の温度や乾燥、足場なども確認しておきましょう。
クビキリギスの越冬で注意すること
クビキリギスを越冬させるときは、次の点に注意してください。
- 急激な温度変化を避ける
- 極端な低温や凍結に注意する
- 冬は必要以上に暖めない
- 餌の食べ残しを放置しない
- ケース内を過度に湿らせない
- 枯れ葉や樹皮などの隠れ場所を用意する
- 越冬中はできるだけ刺激を与えない
クビキリギスは成虫のまま越冬するため、冬の飼育では「活発に飼育する」というよりも、無理なく冬を越せる環境を維持することがポイントです。
クビキリギスの産卵
クビキリギスを飼育していると、産卵させて幼虫から育ててみたいと思うこともあるでしょう。
クビキリギスは植物の茎や土などに産卵します。
飼育下で産卵させる場合は、成虫が産卵できる環境を用意しておくことが大切です。
クビキリギスはどこに産卵する?
クビキリギスは、植物の茎などに産卵することがあります。
そのため、成虫を飼育するケース内には、産卵に利用できる植物などを用意しておくとよいでしょう。
また、床材を利用して産卵する可能性もあるため、産卵を目的として飼育する場合は、ある程度の厚さの床材を用意しておく方法があります。
産卵させる場合の飼育ケース
産卵を目的として飼育する場合は、通常の成虫飼育よりも、クビキリギスが産卵できるスペースを意識してケース内を整えます。
床材を5cm程度と厚めに敷き、植物や枝などを入れて、クビキリギスが自然に産卵できる環境を作ります。
ケース内が乾燥しすぎたり、反対に水分が多すぎたりしないよう、床材の状態を確認してください。
産卵後はできるだけ刺激しない
産卵している可能性がある場合は、クビキリギスや床材を必要以上に動かさないようにします。
床材を頻繁に掘り返すと、産卵された卵を傷めてしまう可能性があります。
卵を確認したい場合も、必要以上に床材をかき回さず、飼育ケースの状態を観察しながら管理しましょう。
卵から幼虫を育てる場合
卵を確認できた場合は、成虫とは別に管理する方法もあります。
孵化した幼虫は成虫とは体の大きさや生活環境が異なるため、幼虫が小さいうちは餌や飼育ケースから逃げないように注意が必要です。
また、幼虫を育てる場合は、成長段階に応じて餌や飼育環境を調整する必要があります。
クビキリギスの産卵から幼虫の飼育まで挑戦する場合は、成虫飼育とは別に幼虫の管理方法も確認しておきましょう。
クビキリギスを産卵させるときのポイント
産卵を目的として飼育する場合は、次の点を意識します。
- 産卵できる植物や床材を用意する
- ケース内を乾燥させすぎない
- 水分を与えすぎて蒸らさない
- 産卵中の個体をできるだけ刺激しない
- 卵がある可能性のある床材を頻繁に掘り返さない
- 幼虫が孵化したら成虫とは分けて管理する
クビキリギスの産卵を観察する場合は、成虫を飼育しながら自然な行動を見守ることが大切です。
クビキリギスの飼育でよくある質問
クビキリギスを飼育するときによくある疑問をまとめました。
クビキリギスは何を食べますか?
クビキリギスは、イネ科植物などの植物質の餌を利用できます。
飼育では、ススキやエノコログサなどの身近なイネ科植物を餌として与える方法があります。
また、動物質のものや昆虫ゼリーを食べる個体もいます。
クビキリギスは昆虫ゼリーを食べますか?
はい、昆虫ゼリーを食べることがあります。
ただし、個体によって食べ方や食べる量には違いがあるため、植物質の餌も用意して、実際に食べるか観察するとよいでしょう。
クビキリギスは冬を越せますか?
はい。クビキリギスは成虫のまま越冬する昆虫です。
冬になると活動が鈍くなるため、無理に暖かくして活動させるのではなく、急激な温度変化を避けながら自然に近い環境で管理します。
クビキリギスの越冬中は餌を食べますか?
冬は活動が鈍くなるため、暖かい時期と比べて餌を食べる量が少なくなることがあります。
餌をまったく与えないのではなく、植物や昆虫ゼリーなどを用意し、食べるかどうかを確認してください。
食べ残しは傷む前に交換します。
クビキリギスに水は必要ですか?
水分は必要ですが、必ずしも深い水入れを用意する必要はありません。
植物を餌として与えている場合は、植物から水分を摂取することもあります。
水入れを使用する場合は、クビキリギスが溺れないように浅い容器を使用するなど、安全に配慮してください。
クビキリギスは噛みますか?
クビキリギスには鋭い顎があるため、取り扱うときは注意が必要です。
無理に手でつかんだり、口元を触ったりせず、できるだけクビキリギスが自分から移動できるように扱いましょう。
クビキリギスは夜に活動しますか?
クビキリギスは夜間に活動することが多く、夜に鳴き声を聞くこともあります。
昼間にあまり動かなくても、夜になると活動することがあります。
飼育している場合は、夜間の行動を観察してみるのも楽しみの一つです。
クビキリギスを飼育するときのケースは?
クビキリギスが十分に動ける大きさで、通気性のよい昆虫飼育ケースがおすすめです。
クビキリギスは脚が長く、植物や枝などにつかまるため、ケース内には足場を用意するとよいでしょう。
また、ケース内が蒸れないように注意してください。
クビキリギスを産卵させるにはどうすればいいですか?
産卵を目的として飼育する場合は、床材を5cm程度と厚めに敷き、植物や枝などを入れて、クビキリギスが産卵しやすい環境を作ります。
産卵後は卵を傷めないよう、床材を必要以上に掘り返さないようにしましょう。
まとめ|クビキリギスは成虫で越冬する昆虫

クビキリギスは、成虫のまま冬を越すという特徴を持つ昆虫です。
飼育する場合は、通気性のよい飼育ケースに床材を敷き、植物や枝などの足場を用意して、クビキリギスが落ち着いて過ごせる環境を作ります。
餌にはススキやエノコログサなどのイネ科植物を利用でき、動物質の餌や昆虫ゼリーを食べる個体もいます。
私が飼育しているクビキリギスでは、昆虫ゼリーを食べることも確認しています。
また、クビキリギスを越冬させる場合は、冬に無理に活動させるのではなく、急激な温度変化を避けながら自然に近い環境で管理することが大切です。
産卵させたい場合は、床材を5cm程度と厚めに敷き、植物や枝などを入れて、産卵しやすい環境を用意します。
クビキリギスは身近な昆虫ですが、成虫で越冬するという特徴があるため、長く飼育する場合は冬の管理も楽しみの一つです。
餌を食べる様子や夜間の活動、越冬、産卵などを観察しながら、クビキリギスの飼育を楽しんでみてください。





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